方向性がもっとよくなる「スクエア感覚」を身につけよう
向江寛尚の 「知っ得!! アイアン・スキルアップ学」 Vol.8
2020/10/07 ゴルフサプリ編集部
打つ前にボール目標を結ぶターゲットラインを明確にイメージしよう。
グリーンやピンに向かって方向正確なアイアンショットを打つにはスクエアに構えることが大前提だ。
ルーティンワークの手順としては、目標を決めたらボールへとターゲットラインをなぞり、ボールの50ヤードくらい先に出球を安定させる目印を見つけておく。この場合は 前方に見える白いティマーカーだ。
白いティマーカーからさらにターゲットラインをなぞり、ボールの50センチから1メートルくらい先にも目印を設定する。
アドレスを作るときは、最初にボールのすぐ先の目印にフェース面を真っすぐ向ける。
ボールの近くに目印を設定すれば、ターゲットラインに対して平行に構えやすくなる。
遠くの目標に向かって構えるよりも、目の前のターゲットラインに対して構える意識を持とう。
スクエアに構えたときに遠くの目標を見えると自分のカラダが開いているように感じられやすい。
カラダが開いて見えるからといって左肩を目標に向けると、実際は目標よりもかなり右を向いてしまう。
実際に打つボールの1メートル先においたボールをカップと想定して、スクエアに構える重要性を理解しよう。
フェース面をカップに真っすぐ向けて、ラインに対して平行に立つ。アイアンショットでスクエアに構えるのは、この感覚の延長だ。
1メートルのパットも、150ヤードのアイアンショットも自分のカラダはつねに目標の左を向く。これが方向を安定させる決め手となる。
アイアンショットでカラダが右を向いてしまう人は、1メートルのパットで左肩をカップに向けて構えているようなものだ。