Q.ダフリ・チャックリが出ます A.フェースが開閉すれば地面に刺さりません|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season3 vol.3
2020/10/06 ゴルフサプリ編集部
クラブの特性が働き、開いたフェースが閉じながらインパクトを迎えると、バウンスが滑るように働き、ダフらずにインパクトできる。
サンドウェッジのソールにある大きな出っぱりが「バウンス」。まずバウンスが接地することで、ヘッドが刺さらず抜けていく効果がある。
ボールに当てようとする意識が強くなりすぎると、カラダが回転しづらく、手がどんどん前に出るので、ヘッドにはブレーキがかかり、ダフリやチャックリを誘発する。
腕が前に出ると、逆にヘッドは後ろに下がってしまい、リーディングエッジ(歯)から落下しやすくなる。
クラブは振り子のように使うのが正解。フェースは自然と開いて閉じるように動く。
アプローチではフェースの開閉を押さえたほうが良いと思われがちだが、実は逆。テークバックでフェースを開き、クラブの特性が働いてインパクトに向かって閉じていく動きが入ると、バウンスの効果で地面には刺さらず、ダフッたりチャックリすることはない。
右手一本で打ち、フェースの開閉を身につけるドリル。前腕の薬指側の骨(尺骨)を左手親指で押さえて、前腕をねじるように動かす。
右手の薬指にクラブがかかるように握るのがコツ。右手薬指でクラブの重みを感じながら振ると、適切なフェースの開閉が起きやすくなる。