パットは「ストレートに振る」はNG! 緩やかなインサイドインに振れば入るようになる!!
大西翔太コーチが教える「ゴルフスイングのツボ」 VOL.24
2021/04/23 ゴルフサプリ編集部
両ヒジを下に向けて両ワキ腹につけた状態で構えるのがパットのアドレスの基本だ。
腕や手を使わず、お腹の小さい回転でストローク。これが緩やかな曲線運動のインサイドイン軌道で振るための大切なポイント。
両ヒジを左右に張って構えるとストローク中に手元がカラダから離れて軌道が安定しない。真っすぐ振ろうという意識の強い人に多く見られる傾向だ。
ボールは左目の真下に置くのが基本。アドレスで前傾姿勢を作り、パターにはライ角もある。手元が左目とボールを結ぶ直線よりも内側にあるから、インサイドインに振るのが正解だ。
お腹を少し右に回し、パターのシャフトプレーンに沿ってテークバック。そうするとパターヘッドが少しインサイドに引かれる。
お腹を左に回してインパクト。振り幅が小さいほどラインに対して真っすぐに振って見えるが、実際はシャフトプレーンに沿って真っすぐ振っている。
パターヘッドが曲線運動をするため、フォロースルーでも少しインサイドに振り抜かれる。これがフェースをスクエアにキープしてストロークするということだ。
フェース面はラインに対して直角にセットすることが大切。
テークバックではパターヘッドがインサイドに引かれる。
お腹の回転でストロークすればフェースの芯でとらえやすい。
フォロースルーでフェースが閉じて見えるが、実際はスクエア。
短いパットもお腹の回転でストロークする意識を持てばカップインの確率アップ。
パットのストロークには「真っすぐ振る」意識はマイナスにしかならない。
フェースを真っすぐ出そうとするとフェースが開いて当たり、右に外しやすい。