周辺の住宅街に突如現れる瀟洒なクラブハウス。かつて芋畑を免れ、米軍が復活を後押し。昭和21年多賀城駐屯米軍のレクリエーション施設に接収され、コース復旧には、銘酒浦霞の佐浦菊次郎氏が全面協力で復興。
東北地方最古のコースにしてゴルフ通曰く「池のない廣野」とも
設計は、赤星四郎。赤松を伐ればすぐにもコースになりそうな地形で、赤星は「ヒリーでなくフラットでなく、感じは廣野のカミングインの水のないところ」と評している。全くの手造りで、もし18ホールが実現していたら日本の代表的なコースのひとつになっていたであろう。
9ホールを2回ラウンドして18ホール。全長がフルバックで5778ヤード。フロントから5522ヤード。この距離を軽んずるなかれ。
大木を利用したかのようなスタート前の風景。そこには目土袋も用意されている。
クラブハウス内にコースの歴史を感じさせる展示物もある。
豚汁定食1100円。食事メニューは、8種類だけだが、十分満足できる。
プレーは9ホールを2回ラウンドするスタイルのコースとなっている。