100切りの一番の近道は「ロングパットの上達」にある!
PGA初の女性A級ティーチングプロ 中村英美がレクチャーする「100を切るためのお約束!」|第2回
2022/04/23 ゴルフサプリ編集部
100の壁を破るにはパットのミスを減らすことが大事。そのためにもパットの練習量を増やそう。
ロングパットは打つ前の素振りが肝要。カップ(ピン)を見て素振りを数回繰り返そう。
目で見た感覚を働かせて素振りすればフォロースルーを出しやすく、距離感のイメージがつくりやすい。
ボールを見て素振りするだけでは距離感がつかめない。
素振りを終えてアドレスしたらイメージが消えないうちにストロークを開始しよう。
カップを中心とした大きな円をイメージし、その円の中に入れる気持ちで打てば寄りやすい。
ボールの近くで素振りする前に、カップまでの距離を歩測で確認することも大事。
正確な距離を知ればイメージとリアルのギャップが少なくて済み、カップに寄る確率がアップする。
大きなストロークで振るロングパットは下半身のブレに注意。
アドレスでは足元をしっかり固めて下半身を安定させよう。
ボールの位置は左目の真下付近。真正面からはパターのシャフトが地面と直角に見える構えが理想的だ。
構えたときの左手首の角度をキープし、一定のスピードでリズムよく振ろう。
パターヘッドのスピードとボールの初速を揃えるイメージで振れたら最高だ。
スタート前に練習グリーンでしっかり練習しておこう。1個のボールを使って、目標を変えて打つ練習が効果的。
コースに出たつもりでカップインするまでプレーを続けよう。これを少なくとも9回繰り返せば実戦感覚がつかめて、ロングパットのミスが減ってくる。