短いアプローチは『インパクトの形』を作ってから打つとミスが少ない
スコアが5打よくなる! 藤田寛之が教える寄るアプローチの極意 第4回
2024/08/09 ゴルフトゥデイ 編集部
左ワキを締めると腕が体から離れず体の回転で正確に打てる。
左腕の内側が体と密着するように左ワキを締める。この左ワキの締めがあまい(緩む)と、同調性が低下しミスが出るので注意。
どのような球筋でどこにボールを落とすかを明確にすることが第一。そしてクラブとボール位置を決め、球筋に合ったインパクトの形をイメージして構える。
上級者でも忘れやすいのが、ヒザを送るという動き。腰を左に回しながら右ヒザを左ヒザ方向に送ると、体重が左足に乗り、正しい構えになる。
体(胸)を正面に向けたまま腰を左に回すことで、インパクトの形に近づく。こうすると手元が自然に目標方向に出てハンドファーストになる。
通常の長さのままでも打てるが、ミスが多く出る人は短く握ったほうがミスヒットが減る。
アドレス時の左重心をスイング中キープし体の回転を使って打つ。
スタンス幅を狭くして、ややオープンスタンスに。体も少し開いたほうが視野が広くなり、距離感を合わせやすくなる。
手のヒラを上に向けてクラブを水平にセットし、体の回転でクラブを左右対称に動かす。手を使わない、この動きがショートアプローチの基本。
手を使えば使うほどミート率が悪くなり、ミスが頻発するので注意しよう。