【ボーケイ歴20年の藤田寛之が解説!】ウェッジはバウンスの「弾き」と「抜け感」が大事!
スコアが5打よくなる! 藤田寛之が教える寄るアプローチの極意 第7回
2024/10/20 ゴルフトゥデイ 編集部
ソールはやや広めでヒール側を落としている形状が好み。ウェッジは年に2~3回のペースで替えるという。
以前は59.5度のウェッジを使っていたが、現在は58.5度のものを使用。「クラブデザイナーであるボブ・ボーケイさんは、試合会場に足を運び、多くのプロと直接会話をして、意見を取り入れながら、より良いものを作っていく。その姿勢に惹かれて、ボーケイのウェッジを使い始めました」(藤田)
フェースを開いた時に、構えやすく方向性を出しやすいもの、バウンスがいつも同じように地面に当たるもの、というのがこだわりの一つ。
インパクトで自分の思い通りにバウンスが弾いて、抜けていくか。これはソールの形状によって大きく異なる。打感はやわらかいほうが好みで、ボールとの相性も大事。
実際に試合で使うのは、7番アイアンからサンドウェッジまで。1本のクラブで球筋を打ち分けるのではなく、打ち方は変えずにクラブを替えるのが藤田流。
左手を左太モモの前に置きシャフトが傾くようにハンドファーストに構える。ボールが浮く高麗芝に合う。
手元を中に入れてシャフトをほぼ垂直にする。ベント芝やティフトン芝といった洋芝で、芝が薄い時に使う。
手を使わずに体の回転を使ってクラブを上げる。
軸を保ちながら体を左右に揺さぶるイメージでスイングすると、ノーコックでもヘッドが効率よく動く。
芝が薄くて地面が硬い時にクラブを上から入れると、バウンスが跳ねてしまい、ミスヒットになりやすい。
ノーコックで左右対称に振ると、クラブの入射角が緩やかになり、最下点がボールの真下になる。結果、バウンスの跳ね返りが少なくなる。