コッキングのタイミングも早くて、ハーフウェイバックではすでにコッキングが完成していることでトップを低く抑えることができる。
ハーフウェイダウンからインパクト、フォローと手元の位置を高くすることで、ヘッドスピードも速くなる。
アドレスでは上半身をリラックスさせて、ハーフウェイバックではヘッドが体から離れた位置を通ることで、スイングアークを大きくしている。
金澤の初優勝で涙を流していた申ジエ。オフシーズンにはオーストラリアで合宿を組みながら、体力トレーニングやスイングの精度を高めてきた。
ダウンスイングでは手元の角度をキープして、リリースしない。ゆるやかな入射角でボールを打ちにいっている。
インパクトでは右ヒジを曲げたままにして、打ち終わった瞬間に右ヒジを伸ばすことで、最大限の力をボールに伝えることができる。インパクト前に右ヒジが伸びきってしまうとボールを押せない。
腕とシャフトが真っすぐ目標方向に向いている。ハーフウェイバック(写真03)とは180度反対の姿勢で打てれば遠心力がMAXに!