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アイアンショットで飛距離が出ない、球が上がらない…。原因は「ぶ厚いインパクト」ができていないから!?

2018/12/23 ゴルフトゥデイ 編集部

アイアンショットで飛距離が出ない、球が上がらない!そんな人は、理想的なアイアンショットのインパクトである『ぶ厚いインパクト』ができていないからかも!?ここでは、日本人史上5人目の米ツアー優勝を成し遂げた小平智のスイングから、『ぶ厚いインパクト』を手に入れるヒントを解説。 また、アマチュアはなぜこの『ぶ厚いインパクト』ができないのか?独自の最新科学測定器を取り揃えた 「PRGR GINZA EX」の宮川まもるコーチに解説してもらった。


解説:宮川まもるコーチ
日本プロゴルフ協会公認ティーチングプロ。サイエンスフィットを操り、トッププロからアベレージゴルファまで、あらゆるスイングを分析する名ドクター。


協力してくれたアマチュア:早川幸志さん
ゴルフ歴25年。年間ラウンド数40回。平均スコア80。「アイアンの当たりが薄く、つかまえきれていないような気がします。実際のところはどうなのか、気になっていました」

▼プロギアの「4Dモーション」スイング解析器によって数値化された「腕の回旋」が『ぶ厚いインパクト』にはとっても重要だった!!

■PRGR GINZA EX

プロギア独自の最新科学測定器によるスイング解析と科学的レッスンを融合させたサイエンス・フィットを軸に、クラブフィッティングやレッスンによる理想的なスイング作りを提供。


左腕を“外旋”させるとフェースが立って、インパクトが厚くなる!

「PRGR GINZA EX」の宮川まもるコーチが小平智のスイング分析から導き出した理想のインパクトにおける必須要素。それが、ダウスイングからインパクトにかけての「左腕の外旋」。「左腕の外旋」がもたらす「ぶ厚いインパクト」について解説してもらった。

外旋することによって入射角はダウンブローになる

小平智のダウンスイング時の左腕の外旋と理想的なインパクトとの関連性を宮川コーチに解説してもらった。

「ダウンスイングで左腕の外旋が少ないと、振り遅れが生じます。バックスイングをして、トップで止まり、体だけを回転してみると、そのことがよくわかるでしょう」(宮川コーチ)

では、外旋をすることによって、なぜインパクトが厚くなるのか?

「たとえば、アドレス時の左腕の回旋度を0度とします。小平プロの左腕は、バックスイングでの内旋とダウンスイングでの外旋を経て、ほぼ0度でインパクトしているんです。それは、フェースがスクエアにインパクトしているということです」(宮川コーチ)

《バックスイングで内旋したのと同じぶんだけ外旋させる》

1カット目
切り返しと同時に左腕の外旋は始まっている。

2カット目
ハーフダウン時にはフェースがボールを向くくらい外旋。

3カット目
ハーフダウンからは「フェースを返すとか腕を外旋させるという意識はない」と小平。ハーフダウンからは体の回転を主体に振っている。

正しい腕の「外旋」

POINT 1
バックスイングで左腕は約60度内旋する。

POINT 2
トップから左腕を外旋していくと手元は低い位置に下がってくる。

POINT 3
手元が下がれば、ヘッドはボールに対してダウンブローに下りていく。

▼左腕を外旋させないと手元の位置が高くなり、クラブが寝て、ヘッドは落ちてしまう。

「外旋させないと、フェースが開いてインパクトを迎えやすくなります。そのため、小手先で調整して当てるしかなくなります。さらに、ぶ厚いインパクトにおいて重要な入射角が、ダウンブローになりません」(宮川)

小平智プロとアマチュアゴルファーの外旋度数を比較

【外旋度の見方】
左腕の外旋を軸に小平智とアマチュアの違いを解説する。アドレス時を0度として、バックスイング(内旋)をマイナス度数、ダウンスイング(外旋)をプラス度数とする。

▼小平智の左腕は、バックスイングで内旋したのと同じぶんだけダウンスイングで外旋している。

ハーフバック
小平をはじめ、トッププロのバックスイングの度数は一定している。

ハーフダウン
ハーフバックで約半分戻ってきているため、この時点でフェースがボールを向いている。

インパクト
アドレス時の0度に近いほど、インパクトがスクエアだということになる。

▼アマチュアの左腕は、ダウンスイング時の外旋が少な過ぎるからヘッドがおりてこない。

ハーフバック
ハーフバック時の数字が大きいと、インサイドに引き過ぎている傾向がある。

ハーフダウン
ハーフダウン時の外旋度数が小さいほど振り遅れているということ。

インパクト
アマチュアの多くは、このように左腕を戻しきれない。それは、フェースが開いてインパクトしているということになる。

外旋度数の比較表ハーフバックトップハーフダウンインパクト
小平智−30度−59度−29度+3度
女子プロ平均−24度−54度−36度−13度
男子ゴルフ部平均−29度−65度−42度−10度
アマチュア平均−32度−57度−43度−22度

アドレス時を0度として、左腕の外旋を度数で表した。インパクトまでに、ほぼ0度に戻している小平智に比べて、トップレベルの学生でもアドレス時とインパクト時に少なからず差異が生じている。この差が、インパクトの質に大きく影響する。

ボールの下をヘッドがくぐったら外旋が足りない証拠

外旋が足りないと、手元は高く、ヘッドが落ちて、台の上にあるボールの下をヘッドがくぐる。このことから、外旋が少ないとすくい打ち、ダフリ、トップが出やすくなるということがわかるはずだ。

『分厚いインパクト』の正体は、左腕の外旋が作り出す“ゆるやかなダウンブロー”

小平智の左腕の外旋を見習うことによって、適正な入射角が得られる。アイアンのぶ厚いインパクトにおいては、入射角がマイナスであることが肝要だ。

《プロとアマの入射角の違い》

  • 男子プロ:−4度前後
  • 女子プロ:−2度前後
  • アマチュア:0度前後

プロとアマチュアの違いは、単純に角度だけの問題ではない。安定して同じ入射角を打てるプロに対して、アマチュアの入射角は毎回バラバラ。「ヘッドの入り方を安定させるには、ハーフスイングドリルが効果的です。インパクトゾーンの動きを反復することで、再現性の向上を期待できます」(宮川コーチ)

▼アマチュアのアイアンの入射角は、ドライバーとの差がほとんどない!

※タテ軸は上下入射角、ヨコ軸はヘッド軌道。アマチュアの数値は、早川さんのデータの平均、プロの数値は小平智の2017年に測定したもの。ヘッド軌道の数値は省略しています。

アマチュアがアイアンでダフったり、トップするのはドライバーと変わらない入射角で打っているから。

早川さんの測定結果と「PRGR GINZA EX」 に蓄積されたデータによれば、「上手なアマチュアでも、ドライバーに比べて−2度前後しかダウンブローになりません」(宮川コーチ)。 地面にあるボールはアッパーには打てない。左腕の外旋によって、入射角をダウンにしよう。

ぶ厚いインパクトはインパクゾーンが長い

左腕の外旋が少ないと手元が高くなり、ハーフダウンの時点でヘッドが落ち、フェースが開いて(上を向いて)インパクトゾーンに入っていく。

地面にあるボールを打つアイアンショットにおいて、これは致命的。しかも、アイアンの芯の高さはフェース中央よりもやや下めに位置している。フェースが開いて(上を向いて)いては、芯をとらえられないし、小手先でタイミングを合わせて当てなくてはいけなくなる。ボールをすくって「点」でとらえるような、インパクトゾーンのないインパクトになるのだ。

しかし、左腕の外旋を行えば、 全く逆のことが起こる。左腕の外旋とともに手元の位置は低くなり、フェースが立ち上がってくる。 そして、ゆるやかな角度でボールに向かっていくため、インパクトゾーンが長くなり、インパクト後もボールを押せる「ぶ厚いインパクト」になるのだ。

芯でとらえたロフト通りの当たりになるので、飛距離も出れば、高さも出るし、理想的なスピン量が得られる。

GOLF TODAY本誌 No.553 26〜31ページより

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