ゴルフの服装マナー|男性・女性のドレスコードやゴルフウェアの選び方

紳士淑女のスポーツといわれるゴルフ。ゴルフにはコース上でのプレーはもちろん、服装についても守るべきマナーがあります。そこで、今回はゴルフの服装マナーやドレスコードの基本について紹介!初めてのコースデビューを控えるゴルフ初心者の方や、ゴルフウェアの買い替え・購入を検討中の方はぜひご参考ください。
[目次]
ゴルフは服装マナーやドレスコードを守ろう

ゴルフは紳士淑女のスポーツであり、適切な服装を着用することはマナーの一つです。同伴者や他のプレーヤーが気持ちよくゴルフを楽しめるよう、マナーを守った服装を心がけましょう。
また、ゴルフ場にはそれぞれ独自のドレスコードがあります。ドレスコードに反していると、入場を拒否されてプレーできない場合があります。特に初めて行くゴルフ場であれば、ドレスコードについて事前に確認するようにしましょう。
ほとんどのゴルフ場のホームページでは、クラブハウス内やコース上でのドレスコードが案内されています。もし確認ページが見つからない場合は、電話やメールで問い合わせして確認しましょう。
- 名門ゴルフ場ではドレスコードを遵守しよう
- 仕事関係や接待ゴルフでは派手な服装は避けるのが無難
名門ゴルフ場ではドレスコードを遵守しよう
日本国内の名門ゴルフ場としては、「霞ヶ関カンツリー倶楽部」や「小金井カントリー倶楽部」などがあります。こうした名門ゴルフ場では、特にドレスコードに注意しましょう。ゴルフ場が定めているドレスコード規定に逸脱した服装の場合、入場拒否される可能性があります。
名門ゴルフ場の見分け方としては、以下を参考にしてみてください。
- ゴルフ予約ポータルサイトからは予約を受け付けていないゴルフ場
- メンバーやメンバー同伴でないと入場できないゴルフ場
仕事関係や接待ゴルフでは派手な服装は避けるのが無難
取引先との商談が絡んだ接待ゴルフや、会社の上司や先輩が参加する社内コンペの場合には、できるだけ落ち着いた服装・ゴルフウェアを選びましょう。あまりに派手な服装だったり、着崩した格好は避けるのが無難です。仕事関係のゴルフの場合には、相手に与える印象を考慮して服装を選びましょう。
【関連】メンズゴルフウェアおすすめ商品
ゴルフ場の行き帰りで着る服装のポイント
多くのゴルフ場では、プレーする時だけでなく、行き帰りの服装についてもドレスコードが設定されています。服装のイメージとしては、高級ホテルのロビーに行く時やビジネスカジュアルな服装を意識するとよいでしょう。
以下では、ゴルフ場の行き帰りで着用する服装のポイントについてご紹介します。
- トップスは男性女性ともにジャケット・襟付きシャツが基本
- ボトムスはスラックスやチノパン、ロングパンツなど
- 靴は男性なら革靴、女性なら低めのヒールやパンプスが基本
- ゴルフ場から帰る時は来た時の服装に着替える
トップスは男性女性ともにジャケット・襟付きシャツが基本

キャロウェイ メンズ ストレッチジャケット
トップスは、男性女性ともにジャケットと襟付きシャツが基本となっています。夏の暑い時期については、ジャケットの着用が必要ないところがほとんどです。また、シャツはボトムスの中にしまうようにしましょう。襟のないTシャツや夏場のタンクトップなどはNGです。
ボトムスはスラックスやチノパン、ロングパンツなど

ナイキ DRI-FIT モダンフィットチノパン
ボトムスについては、男性の場合スラックスやチノパンなどが基本です。ジーパンや作業ズボンなどの格好はNGです。
また、女性の場合にはロングパンツやスカートの着用もOKです。ゴルフ場によっては、ミニスカートやショートパンツを禁止している場合もあります。極端に丈が短いスカートは控えるようにしましょう。
靴は男性なら革靴、女性なら低めのヒールやパンプスが基本

ゴルフ場の行き帰りやクラブハウス内で履く靴についてもルールがあります。男性の場合は革靴、女性の場合は低めのヒールやパンプスが基本です。ゴルフ場によっては、スニーカーでもOKの場合もあります。サンダルや下駄、クロックスなどのラフ過ぎるものはNGです。
ゴルフ場から帰る時は来た時の服装に着替える
ほとんどのゴルフ場では、館内にお風呂やシャワー施設があります。プレー後は、汗を流してスッキリした状態で帰路につきましょう。帰る時は、来た時と同じようにジャケットやスラックスに着替えます。下着や靴下などは着替え用を準備していきましょう。
ゴルフプレー(ラウンド)中に着る服装のポイント

「ゴルフって色んなルールがあるし、服装マナーも堅苦しくて難しそう…」そんな印象をお持ちではないですか?でも、実際はそんなことありません。いくつかのポイントを抑えれば、マナーを守った服装を簡単に選ぶことができます。
以下では、ゴルフプレー(ラウンド)時の基本的な服装マナーをご紹介します。
- トップスは襟付きのポロシャツやタートルネックが基本
- ボトムスは綿パンやチノパン、女性ならキュロットなどもOK
- シューズは「ソフトスパイク」や「スパイクレス」などのゴルフ専用シューズ
トップスは襟付きのポロシャツやタートルネックが基本
-
キャロウェイアパレル メンズ ポロシャツ
-
ビームスゴルフ ワンピース レディース
まずは、コースでプレーする際のトップスについてです。トップスは、襟付きのポロシャツやタートルネックなどが基本です。トップスの裾は、ボトムスの中にしまうようにしましょう。女性の場合は、ワンピースタイプのゴルフウェアもOKです。Tシャツやタンクトップ、キャミソールなど、ラフ過ぎる格好はNG。
ボトムスは綿パンやチノパン、女性ならキュロットなどもOK
-
ミズノ ゴルフ ストレッチムーブパンツ
-
ミズノ ゴルフ キュロットスカート
ボトムスは綿パンやチノパン、ストレッチ性のあるゴルフ用パンツを選びましょう。スラックスでも大丈夫ですが、ゴルフプレー時には少々動きづらいかもしれません。
女性のボトムスとしてはキュロットスカートなどもOKです。ただし、丈の短いものや露出の多いミニスカートなどは基本的にNGですので注意しましょう。
また、ゴルフ場によっては夏場のドレスコードとして、短パンや半ズボンOKのところもあります。あまり短すぎず、裾が膝上ほどのものを選ぶようにしましょう。
半ズボン着用の場合には、ロングソックスやくるぶしが十分に隠れるソックスを着用します。
シューズは「ソフトスパイク」や「スパイクレス」などのゴルフ専用シューズ

アディダスゴルフ ゴルフスパイク ツアー360 XT プライムニット
コース上で履くシューズは、「ソフトスパイク」や「スパイクレス」などのゴルフ専用スパイクシューズを使用します。ほとんどのゴルフ場では、グリーンを保護するためにメタルスパイクの使用は禁止されています。
夏・冬ゴルフの服装におすすめの小物アイテム
- タオルやサングラス、帽子・サンバイザーなども準備しよう
- 冬ゴルフはベストやウィンドブレーカー、ニット帽やネックウォーマーがあると快適
タオルやサングラス、帽子・サンバイザーなども準備しよう
ゴルフは意外と汗をかきますので、汗拭き用のタオルを用意しましょう。タオルを首や肩にかけてのプレーはマナー違反ですので、カートやゴルフバッグにしまっておきます。
また、夏場のゴルフでは強い日差しの下でプレーします。直射日光から目や頭部を守るために、サングラスや帽子、サンバイザーなどを着用しましょう。
帽子は、万が一他のプレーヤーの打球が頭部に当たった時に、ダメージを少しでも軽減するためにもおすすめです。
(ゴルフ場によっては帽子の着用が義務付けられている場合もあります)
-
スワンズ スポーツ 偏光 サングラス ウォーリアー7
-
パーリーゲイツ モノグラム柄キャップ
冬ゴルフはベストやウィンドブレーカー、ニット帽やネックウォーマーがあると快適
冬の寒いシーズンのゴルフでは、防寒対策としてベストやウィンドブレーカーの着用がおすすめです。スイングや動きやすさを考慮したアイテムを選びましょう。その他、ニット帽やネックウォーマーなどがあると、さらに快適です。
-
アンダーアーマー アウターUA GOLF TRANSPARENT ウィンドジャケット
-
キャロウェイ 保温 ネックウォーマー
【Q&A】ゴルフウェア・服装について多い質問
- ユニクロなどのゴルフ専門ブランド以外のウェアでも大丈夫?
- ゴルフ場の売店で帽子や靴下、ボールなど小物を購入できる?
- ゴルフの打ちっぱなしに行く時はジャージ、パーカーなどの格好でも大丈夫?
- ゴルフのラウンド中はピアスを着けたままプレーしてもいいの?
ユニクロなどのゴルフ専門ブランド以外のウェアでも大丈夫?
テーラーメイドやキャロウェイなど有名ゴルフブランドから、様々なゴルフウェア製品が販売されています。実は、ゴルフウェアはゴルフブランド以外でもOK!たとえば、ユニクロなどでは速乾性や機能性に優れたウェアをリーズナブルな価格で購入できます。
ゴルフ場の売店で帽子や靴下、ボールなど小物を購入できる?
初めてのゴルフコースデビューの当日に、「しまった!忘れ物をしてしまった…」なんてことも。特に、帽子や靴下、ベルトなどの小物はついつい忘れることが多いです。
ほとんどのゴルフ場にはショップが併設されており、ゴルフウェアや小物などを購入できます。有名ブランドの製品が販売されているので、万が一の場合には利用してみてください。
ゴルフの打ちっぱなしに行く時はジャージ、パーカーなどの格好でも大丈夫?
ゴルフ場での服装マナーについてご紹介してきましたが、打ちっぱなしの服装について気になる方もいるはず。ゴルフ場やゴルフコースとは違い、打ちっぱなしなどの練習場ではドレスコードがあまり厳しくありません。動きやすいジャージやTシャツ、スニーカーなどで大丈夫ですが、場所によってはあまりラフな格好(タンクトップやサンダルなど)を禁止しているところもあります。
ゴルフのラウンド中はピアスを着けたままプレーしてもいいの?
女性の中には、ゴルフのラウンド中にピアスを着けてもよいのか気になる方もいるかと思います。結論からいうと、ピアスを着けたままプレーしてもOKです。実際に、女子プロゴルファーの中にもピアスを着けたまま試合でプレーしている方がいます。
ゴルフの服装マナー・ドレスコードのまとめ
ゴルフの服装マナーは、たくさん守るべき項目があって難しそう。そんな印象があった方も、実際にはとっても分かりやすく、特別なことはないとお分かり頂けたのではないでしょうか。
先にもご紹介したように、ゴルフは紳士淑女のスポーツです。ゴルフ場やコース上では、同伴者や他のプレーヤーが気持ちよくプレーを楽しめるよう、服装だけでなくプレー中のマナーについても配慮を欠かさないようにしましょう。
関連記事