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プロ2戦目で優勝した19歳の笹生に続くのは? 今年は10代選手の優勝が急増か!?

日・米ツアーの“最旬”プレーヤーは? 今月のポイントゲッターを探せ!

2020/10/12 ゴルフサプリ編集部

8月3週に開催された「NEC軽井沢72トーナメント」で優勝したのはプロ2戦目のルーキー笹生優花。19歳でのツアー初優勝は、以前ならもっと注目されていただろうが、最近は珍しくない。むしろ今年は10代での優勝者がさらに増えそうだ。

ジャンボ直伝の飛ばし屋
笹生優花
フィリピン出身で、東京育ちの笹生。アマチュア時代はフィリピン代表として活躍し、オーガスタナショナルGCで開催された『オーガスタ女子アマ』では安田祐香と並ぶ3位タイに。

宮里藍は14年振りの10代優勝だった

女子ツアーでの10代優勝と言えば、18歳で優勝した宮里藍が鮮烈な記憶に残っている。当時の宮里藍は高校3年生のアマチュアであり、10代での優勝は約14年振りだった。しかし、そのあとは勝みなみが15歳で優勝すると、畑岡奈紗が17歳で日本女子オープンに優勝。その後はほぼ毎年のように10代での優勝者が続いている。ちなみに昨年は稲見萌寧、古江彩佳と2人も10代優勝者が誕生したシーズンだった。

もちろん、これには昨年のプロテストから受験年齢が18歳以上から17歳以上と変更された影響がある。ただし、それ以上にかつてはプロデビューして3年、5年の経験をして優勝する選手が多かった。それが、黄金世代以降はデビューイヤーで優勝したり、大活躍する選手が珍しくない。今年はいわゆる2000年生まれのミレニアム世代がプロデビューし、安田祐香なども10代優勝の期待が高い。また『NEC軽井沢72』では最終日最終組でプレーした西郷真央が18歳で、後藤未有は19歳だった。9月以降の試合ではまだまだ10代旋風が続きそうだ。

今年10代での優勝が期待される選手

19歳 安田祐香
実力者が揃うミレニアム世代の中でも、アマチュア時代の実績で言えばナンバーワンの存在。プロ初戦が28位タイ、2戦目が予選落ちだったが、優勝する力は十分。

18歳 西郷真央
今年3月に高校を卒業したばかりの西郷はまだ18歳。「アース・モンダミン」でも5位、「NEC軽井沢72」でも5位タイと上位フィニッシュを続けている。

19歳 後藤未有
「NEC軽井沢72」では2日目に「66」のビッグスコアを出して、最終日をトップで迎えた。昨年のプロテストでは1打届かず、不合格となったが、QTで出場権を獲得。

18歳 六車日那乃
アマチュアで優勝が期待されているのが18歳の六車。昨年からツアー競技にも出場し、今年は『NEC軽井沢72』でも34位タイ。将来が期待される選手。

日本男子ツアー 賞金ランキング

9月1週の「フジサンケイクラシック」で今季初戦を迎える男子ツアー。短いシーズンとなってしまったが、昨年、ツアー初優勝の堀川は賞金王候補の一人。

日本女子ツアー 賞金ランキング

初戦の「アース・モンダミンカップ」でも5位、2戦目の「NEC軽井沢72」で優勝した笹生は賞金ランクでも2位につけており、新賞金女王候補に名乗りを上げた。

日本女子ツアー メルセデスランキング

昨年の賞金女王・鈴木愛は異例のスケジュールとなった2020年も初戦が2位、2戦目が22位と安定した成績でメルセデス・ランキングでも3位につけている。

米国男子ツアー 世界ランキング(男子)

プレーオフ初戦の「ノーザントラストオープン」で優勝したダスティン・ジョンソンが昨年4月以来の世界ランク1位に輝いた。

米国男子ツアー 賞金ランキング

レギュラーシーズンを終えた時点で賞金ランクトップだったのはシーズン3勝を上げたジャスティン・トーマスだった。

米国女子ツアー 世界ランキング(女子)

日本人最上位は7位の畑岡奈紗。8月のリンクス2連戦では「スコットランド女子オープン」で12位タイ、「AIG全英女子オープン」で64位と苦戦しながらも予選通過。

GOLF TODAY本誌 No.580 128ページより