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バックスイングに悩んだら! 「フォロードリル」ですぐに解決!!

吉本 舞の“ゴルフ上達の近道”を教えちゃいます! 第8回

2020/12/19 ゴルフサプリ 編集部

ゴルフがあっという間にうまくなれるコツを、吉本舞がわかりやすくレッスンするシリーズ。今回のテーマはバックスイングの動きやトップの位置に悩んだときの解決法。「考えれば考えるほどわからなくなりますから、この練習法で解決してくださいね」と吉本。それがフォロードリルだという。

フォロードリルでクラブの動きを妨げないでスイングする感覚をマスター

テークバックの始動はテコの原理で左手を押し下げるイメージ

クラブの引き始めのテークバックや、トップのポジションへとクラブを上げていくバックスイング。クラブを始動するときや上げるときの動きはとても難しくて、「どう動かしていいかよくわからない」と悩みを訴えるゴルファーが多くいます。ああでもない、こうでもないとテークバックを繰り返し練習したり、トップの位置を細かくチェックしたりするのはいいのですが、考えれば考えるほど答えが見つからず、迷路にはまってしまうように思えませんか?

ゴルフのスイングでもっとも重要なのはインパクトゾーンです。トーナメントプロたちが「ビジネスゾーン」とよく口にするように、ダウンスイングで手元が右腰の高さくらいに下りてきたポジションから、フォロースルーで手元が左腰の高さくらいへと導かれるポジションまでのクラブヘッドの軌道やフェースの向きを安定させることが先決で、ハッキリいってしまえば、バックスイングの動きやトップの位置はそれほど重要ではないんです。

テークバックで手やクラブをどう動かせばいいかといえば、テコの原理を利用するのが一番いいでしょう。試しに右手は通常に持ち、左手のヒラをグリップエンドの上から軽く押さえるように持って構えてください。そして左手のヒラを真下に押し下げます。すると自分ではクラブを上げようと思わなくても、クラブヘッドが勝手に上がっていくことよくわかるでしょう。テークバックの始動時に両手でクラブを持ち上げようとする人が多いのですが、これがバックスイングを不安定にしてしまう要因です。左手を下げるイメージでクラブを始動させるコツをつかめば、テークバックで迷うことがなくなると思いますよ。

テークバックの始動やトップの位置を難しく考えると、スイングがわからなくなってしまうことが多い。
右手を通常にグリップし、左手のヒラを広げてグリップエンドを上から軽く押さえてアドレスの姿勢を作ろう。
左手を真下に押し下げれば、自分では何もしなくてもクラブヘッドが勝手に上がっていく。テークバックはテコの原理を利用するのがベスト。
その流れでクラブをトップの位置へと導く。これだけでテークバックやバックスイング全体の動きのイメージがつかめてくる。

フォロードリルで自分にマッチしたトップの位置もすぐにつかめる

バックスイングの動きやトップの位置は、こうではなくてはいけないという決まりはありません。周りから見てきれいなトップに見えていても自分では違和感があったり、インパクトゾーンの軌道がブレやすかったりしては、それは正しいトップとはいえないかもしれないのです。クラブヘッド側を右手で持ち、右手でボールを思いきり叩くつもりでスイングしてみてください。何も考えなくて結構です。右手をスムーズに上げて下ろすだけでOK。右手でボールを思いきり叩けるような位置に右手が自然に上がっていくはず。それがあなたにとってのトップのポジションの目安となります。

バックスイングやトップで悩んだときはフォロードリルがオススメです。これはアドレスの姿勢からクラブをいったんフォロースルー方向に振り出していったん止め、そこからバックスイングする練習です。アドレスの姿勢からのクラブの始動は難しくても、フォロースルーの位置からスイングをスタートすればトップの位置へとクラブがスムーズに上がっていきます。自分では正しいトップを作ったつもりでも、鏡などでチェックしてみると全然違ったということがよくありますよね。そのくらいイメージとリアルのギャップが大きいんです。でも、フォロードリルでクラブを気持ちよく上げていける位置をつかめば、イメージとリアルのギャップを埋めることができます。

フォロードリルはテークバックでクラブをスムーズに始動させる感覚のマスターにも役立ちます。実際のスイングではアドレスは静止に近い状態ですが、クラブの始動の直前にクラブをフォロースルーに出していくイメージを取り入れると、下半身でリズムがとりやすくなり、テークバックの動きが滑らかになります。自分でクラブをこう動かそうと考えるほど、クラブが思うように動かせなくなるんです。クラブが進もうとする動きをできるだけ妨げないようにテークバックをスタートし、自分にマッチしたトップへと導けるバックスイングが理想です。

クラブヘッド側を右手で持ち、右手でボールを叩くイメージで振ってみよう。
気持ちよくスイングした結果、右手がおさまった位置が自分のトップの基準と考えよう。
最初にフォロースルーの方向にクラブを出して、そこからバックスイングする。
フォロースルーからスイングをスタートすればバックスイングやトップの悩みを簡単に解消できる。
フォロードリルは効果が高いから、プロたちも取り入れている練習法だ。
実際のスイングでもフォロードリルの感覚を取り入れるとテークバックがスムーズ。
クラブの動きを妨げなければトップへと気持ちよく上がっていき、インパクトゾーンの軌道も安定する。

最後に動画でチェック

フォロースルーからスイングをスタート。バックスイングの自然な動きや、自分に合ったトップの位置が簡単につかめる。

※動画はBGMが流れますので音量にご注意ください。

吉本 舞
よしもと・まい/佐賀県出身。USLPGA Teaching&club professinaの資格を取得。ゴルフの楽しさを多くの方に伝えたく、敏腕カリスマコーチ森守洋に師事。現在は東京ゴルフスタジオ(三鷹市)で多くのアマチュアをレッスン。一人一人の悩みに寄り添い、丁寧でわかりやすい指導で大人気。Instagramにてゴルフレッスンやゴルフウェアコーディネートなど更新中。@maiyoshimoto_

取材・文/三代 崇
写真/富士渓和春
協力/武蔵丘ゴルフコース



吉本 舞の“ゴルフ上達の近道”を教えちゃいます!

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【シリーズ一覧】
●第1回:クラブヘッドの重心に委ねてスイングするコツをつかめば上達が早い
●第2回:クッション叩きなら、誰でもインパクトフォームが一緒になる
●第3回:インパクトに向かうクラブヘッドの加速感覚を体感しよう
●第4回:パワーのベクトルをボールにぶつけるイメージで振り下ろす
●第5回:左右対称形で振れる往復素振りこそ、理想のスイング軌道への一番の近道!
●第6回:クラブグルグル回しドリルで、手首を柔軟に使ってスイングする感じをつかむ
●第7回:バランスのいいアドレスの姿勢は「骨盤前傾」と「両ヒジの締まり」がカギ!!
●第8回:フォロードリルでクラブの動きを妨げないでスイングする感覚をマスター
●第9回:ハンドファースト&左足体重のインパクトで真っ直ぐな球が打てる!!
●第10回:両腕を仲よく同じ方向に回してあげれば、ヘッドスピードが上がる!!
●第11回:バックスイングは左肩、ダウンスイングは右肩が下がる感覚が正しい軸回転
●第12回:クラブによってボールの位置が変化するだけで、スイングは一緒でいい

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