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金無いのにZOZOチャンピオンシップを観戦してきた「金無いのにゴルフやってるオヤジ」

金無いのにゴルフやってるオヤジのはなし 第18話/前編

2022/10/18 ゴルフサプリ編集部 金無いのにゴルフやってるオヤジ

ZOZOチャンピオンシップ

プロと同じパターやグローブを購入するミーハーな心を持ちつつも、ツアー観戦するくらいなら、練習かラウンドするというポリシーの「金無いのにゴルフやってるオヤジ」。
しかし、ZOZOチャンピオンシップは、都心から非常に近い場所で開催されるPGAツアーで、前回優勝者は松山英樹プロ。この設定には、ミーハーな心がポリシーに勝ち、「金無いのにゴルフやってるオヤジ」は人生初のツアー観戦をすることにしたのです。

「金無いのにゴルフやってるオヤジ」とは?

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いよいよ当日。会場の習志野C.C.に到着する

ゲートに向かう「金無いのにゴルフやってるオヤジ」
ゲートに向かう「金無いのにゴルフやってるオヤジ」

観戦日は10/13(木)。1日目です。チケットは1-Dayチケットになります。平日の一番安いチケットで、松山プロのプレーを生で見るのが狙いの、ただの金無いミーハーオヤジです。

当日は朝から雨。北総公団線の駅から歩いてゴルフ場に向かうときから、かなり本降りの雨になりました。ゴルフサプリの編集部の方々が連日ZOZOチャンピオンシップの取材をしているとのことで、ZOZO GATEの前で雨の中、ご挨拶。

ZOZOチャンピオンシップ看板の前で写真を撮る金無いのにゴルフやってるオヤジ
ゲート前の看板の前で記念写真(メディアパスを少々拝借)

編集部の方々はメディアパスを、ZOZOのネームが入ったストラップで首からぶら下げています。「カッコいいですね」「それでは記念写真でも」と、そのメディアパスを少々拝借して、ゲート前にある本大会のドデカい看板の前で記念写真を撮ってもらいました。
(その後、ゲートに入ってからも写真を何枚か撮ってもらいました。)

いよいよ、人生初のツアー観戦が始まったのです。

「金無いのにゴルフやってるオヤジ」
練習グリーンを見つめる「金無いのにゴルフやってるオヤジ」
K編集長と「金無いのにゴルフやってるオヤジ」のツーショット

K編集長とのツーショット

編集部の方々は取材に戻られるとのことで、ドライビングレンジ付近でお別れして、いよいよ人生初のツアー観戦が始まったのです。

ちなみに雨ですが第1組がスタートするころには止んでくれました。一日中、雨との予報でありましたが、途中少々降ったものの、最終組の最終ホールまで傘を使わずに観戦することができたのは僥倖でした。

そして、いよいよ第1組がスタートしました。松山プロはINスタートの第5組。「金無いのにゴルフやってるオヤジ」は、松山プロを生で見てきたことを妻や子供に自慢するために、松山プロの写真を撮りたいと思っていました。

ところで、このZOZOチャンピオンシップですが、写真撮影ができるエリアはかなり限られています。

動画についてはコース内どこでも撮影可能なのですが、写真に関してはコース内の数カ所にフォトエリアというものがあり、そのエリアのみ撮影OKとなります。
11番ホールの左側でティーイングエリアとセカンド地点の中間くらいに、そのフォトエリアがありました。

松山プロの組はギャラリーが多いでしょうから、その組に付いていくと、11番ホールのフォトエリアに到着したときには、松山プロの後ろ姿しか撮影できないと予想。
そこで、松山プロの10番ホールのスタートは見ずに、11番ホールに先回りすることにしたのです。その11番ホールで思わぬ事件が発生するのです。

11番ホールで予想外の事態が発生!

11番ホールに到着すると、INスタートの第1組がティーショットを打ち終えたところでした。フェアウェイにボールがあるのが見えます。第1組のティーショットがそこに飛んだようです。
そのセカンド地点に、スタッフは数名いるものの、ギャラリーが誰もいませんでした。

松山プロの第5組が来るまでは時間があるし、PGAツアープロや日本のトッププロたちのセカンドショットを定点観察してみようと、そのホールの右側を進みました。
そして、そのセカンド地点付近の右ラフに到着。ギャラリーは誰もいません。そうこうしていると、第2組がティーショットを打って来ました。

曇り空なので飛んでいるボールはよく見えないし、少し右に曲がったら打ち込まれそうな場所なので、太い木の幹に隠れながら、目の前のフェアウェイにドスンとボールが落ちるのを眺めていました。
すると、私が隠れている木の上方から、ゴンッとすごい音がして、私のすぐ近くに、木の破片とボールが落ちてきたのです。

衝撃のトッププロのフルショット!

スタッフが駆け寄り、よくテレビで見るようにボールの横に目印の棒を立てていました。誰のボールかと思っていると、河本力プロが「すみませーん」と言いつつ、爽やかな雰囲気を醸し出しつつ近づいてきたのです。

近くで河本プロを見ると、筋肉隆々のアスリート体形です。トーナメントプロって体つきからして、一般人とは違いますね。ボールがある位置だとスタンスがカート道に掛かるので、河本プロは1クラブレングスの救済を受けて、ドロップ。

そして、キャディーと相談して、7番アイアンを抜きました。ボールは私のすぐ目の前。幸い、グリーン方向は開けています。そして私のすぐ目の前で、河本プロが豪快なフルショットをしたのです!その見たことのないような弾道に、「7番アイアンってこんなに高く遠くに飛ぶの?」と、私は心の中で叫んでいました。
しかも、ボールはストレートな軌道でグリーンに向かい、そのままナイスオン!

「あんな遠くのグリーンに7番アイアンで…」

生まれて初めて、人のショットを見て、全身、鳥肌が立ちました。間近で見ると迫力が違います。トッププロは想像以上の凄さでした。

松山プロの写真を撮りまくるミーハーなオヤジ。しかし…

11番ホールを歩く松山英樹プロ
11番ホールを歩く松山英樹プロ(11番ホールのフォトエリアより)

その後、第3組がティーショットした段階で、上記のフォトエリアに移動しました。そして、第4組がティーショットした後、大量のギャラリーがこちらに向かって来るのが見えました。松山プロ、たいへんな人気です。

そして、松山プロの第5組がティーショットをするころには、11番ホールの左右がギャラリーでいっぱいになりました。その第5組のティーショット後、松山プロたちが歩いてくるところを、フォトエリア内からスマホで写真を撮ります。無事に目的は果たせましたが、スマホの性能が悪いのか、無理にズームしたせいか、微妙にピンボケの写真となりました。

11番ホールを歩く松山英樹プロ

それでも、目的を果たしたことに満足して、その後、11番、12番と松山プロの組に付いて観戦しました。松山プロの組はギャラリーが多く、そのため、どうしても常に遠くから松山プロのプレーを見ている状態になります。

ここに来て、フロントローシートやエキサイティングゾーンといった高いチケットの存在価値が理解できました。トッププロのショットを間近で見ると迫力が違いますからね。このまま、この組に付いて回っても、先ほどの河本プロの時のような間近で衝撃を感じるということは不可能だと思いました。

そこで、ミーハー心を捨て、松山プロの組を離れて、新たな衝撃を探すことにしたのです。(後編に続きます)

金無いのにゴルフやってるオヤジの日記

「金無いのにゴルフやってるオヤジの日記」はこちら
■金無いのにゴルフやってるオヤジ(ペンネーム)
東京都在住の50代のおっさんです。25歳からゴルフを始め、現在はスコア100前後のアベレージゴルファーです。金は無いですが、70台でラウンドできる上級者になるべく、ゴルフを頑張っています。「金無いのにゴルフやってるオヤジの日記」というブログもやっています。こちらもご興味があれば覗いてみてください。

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