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ひと足先にブリヂストンの新ドライバー3種を打ち比べてみた!多くのプロから高評価を得ているのに納得

野村タケオのゴルフ実験室

2023/06/22 ゴルフサプリ編集部 野村タケオ

ブリヂストン,ドライバー

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
ギア好きにとっては新製品ってのはとても気になるわけです。特に有名選手が発表されてすぐに使ったりすると、なおさら「そんなにいいのか!?早く打ってみたい!」となりますよね。
実はブリヂストンから新しいドライバーのシリーズが発表になるようなのですが、すでに多くのプロが試打して、かなりの高評価を得ているそうなんです。すぐに実戦で使うプロもいるのだとか。これはめちゃ気になるじゃないっすか!幸運にもその新しいドライバーを試打する機会がありましたので、さっそくレポートしたいと思います!

<取材・文・写真提供> ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ

ブリヂストンから発売されるドライバーってどうなの?

B1 ST,B2 HT,B-Limited B1 LS

今回ブリヂストンから発売されるドライバーは下記の3種類。

(1)「B1 ST」
(2)「B2 HT」
(3)「B-Limited B1 LS」

モデル名的には前作の「B1」「B2」「B-Limited 415」の後継モデルなんだろうな~と思います。詳しい内容は僕もあまり聞かされていないので、とりあえず今回は見た目と、僕の想像と、打ってみた感想をお届けしますね。

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B1 ST

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ソールを見ると、前作の「B1」同様ヘッド後方部分には移動式のウェイトが装着されています。ただ、前作は5段階に動かせたと思うのですが、今回は3段階になっているようです。

そしてフェースよりのトゥ側とヒール側に丸いウェイトが装着されていますね。少し前作よりも重心を浅くしているのでしょうか?

B1 ST

フェース側のセンター部分には前作同様サスペンションコアが。見た感じは前作と同じようなデザインなので、これはもしかしたら前作と同じものなのかもしれません。ソールの「B」マークは少し小さくなっていますね。

B1 ST

フェース面ですが、これがなんだかすごい。フェース全面に見たこともない形状のミーリングが施されているんです。フェース面を触ってみると、かなりザラザラ。爪が削れちゃうんじゃないの?ってくらいザラザラなんですよ。

フェース面のミーリングは前作でも採用されていましたが、これはそれをさらに進化させたものなんでしょうね。

B1 ST

このフェース面には「SLIPLESS BITE MILLING」という刻印がされていますが、「滑らず食いつくミーリング」って感じでしょうか。たぶんインパクトのときにフェース面でボールが滑らなくなり、スピン量が減るようになるんでしょう。

構えてみると、今までのブリヂストンの丸い顔ですね。僕はこういう形状のほうがつかまりそうな感じがして好きです。あまり左を向いている感じはないですね。クラウンはカーボンになっているので、軽量化されているということでしょうか。もしかしたら裏側になにか仕掛けがしてあったりするかもしれませんが、ちょっとそれはわかりません。

シャフトは純正の「VENTUS」ですが、もちろんこれは今回のヘッド用に作られたシャフトだと思います。「6S」なので60g台のようですが、重量やキックポイント、トルクなんかはわかりません。

シャフト,VENTUS

で、打ってみましたがかなりいい感じ。ヘッドはロフト9.5度なのですが、中高弾道でほぼ真っすぐの球が出ました。

<打ってみた感想>
スピン量:けっこう少なそう。前作の「B1」よりもスピン量は減っているような気がする。
打感:少し柔らかく、少しフェースにくっつく感じがあり、そのあとに弾かれる感じ。
打音:ほんの少し金属音が入る気持ちのいいもの。

ただ、これはレンジボールを屋根のある練習場で打っての感想なので、コースボールだと感触は変わると思います。

B1 ST

飛距離性能もけっこう高そう。なにより初速が速く、コースボールでの数値で62m/sが出たのには驚きました。そして直進性が高く、スピンも少ないので、ランもけっこう出そうな球になります。左右のブレも少なかったです。

20球近く打ちましたが、あまり曲がらず、平均して同じような弾道になりました。これはフェースのミーリングも関係しているのかな?

シャフトはとても素直で、真ん中あたりがしなってインパクトではしっかりと戻ってくる。このシャフトとヘッドのマッチングは凄くいいですね。おそらく10.5度くらいのロフトも用意されているのでしょうが、僕はこの純正の6Sシャフトと9.5度のヘッドはとても良かったです。

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