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ブリヂストンゴルフの新「JGRボール」は感動モノ!飛距離をもっと伸ばしたいって人、ゴルフが変わります

野村タケオのゴルフ実験室

2023/07/27 ゴルフサプリ編集部 野村タケオ

JGRボール

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
ゴルフボールにはいろいろなものがありますが、大きく分けるとウレタンカバーでスピンのかかるボールと、スピンよりは飛びに特化したものってことになります。ま、どっちものいいとこ取りってボールもありますけどね。んで、その飛び系ボールで人気のあるブリヂストンゴルフのJGRボールが8月にリニューアルするらしいんです。さっそくサンプルボールを送ってもらったので、ひと足お先にコースに持ち込んで試してきました!

<取材・文・写真提供> ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ

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新JGRってどんなボール?

JGRボールと言えば、飛距離性能高くてかなり人気のあるボールです。そんなボールがリニューアルで、さらに飛距離性能が高くなったらしいんですよ。

今回のJGRボールは「デカ飛びマッスル」ということで、JGR史上最高にコアが大きくなって、飛距離性能がアップしたそうなんです。

JGRボール

具体的には、JGRのコアは内側が柔らかく、表面に近くなるにつれ硬くなるという構造。これをマッスルコアと呼んでいるのですが、新JGRでは前モデルよりも内側はさらに柔らかく、表面付近はさらに硬くなっているんです。そのため、しっかりとインパクトではつぶれてパワーを溜めながら、つぶれを素早く復元することで初速が出て、しっかりと弾く弾道になるということなんです。

一般的にはボールがインパクトで大きくつぶれると、丸く復元するのに時間がかかるんです。新JGRは前モデルよりも復元する時間を短くすることで弾く力が強まり、インパクトのエネルギーが飛距離になるということなんです。

また、このコアの構造はスピンを減らす効果もあるので、低スピンで飛距離を伸ばすことが期待できます。

JGRボール

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前モデルとの見た目の違いは少しだけ

ボールの見た目は前モデルとあまり変わりません。ロゴの横の矢印的なもののデザインが少し変わっているので、見分けるのはここしかないのかな。

「B」マークは単色づかい。これは前モデル同様カッコ良いです。個人的にはTOUR Bシリーズでラインアップされている黒と赤のコーポレートカラーロゴよりも、単色のほうが好きなんですよね。

JGRボール
左が前作で、右が新JGRボール。JGRロゴの左右にある矢印のようなデザインが少し違いますね。

新JGRボールのカラーはホワイト・パールホワイト・イエロー・パールピンク・マットレッドの5色展開。僕はやっぱホワイトが好きなのですが、シニアの方を中心にイエローは人気ですよね。

ドライバーでの飛距離性のはかなり高いっす!

まずはドライバーで打ってみた感想ですが、打感は少し柔らかめながら、けっこうしっかりと手に伝わる感じがします。薄いカバーの下にすぐ大きなコアがある感があって、そのコアがズッシリとした打感を生み出している感じ。飛び系のボールは硬めの打感のものも多いですが、これは柔らかめに感じます。

JGRボール

ボールの箱に書いてある説明では弾道は高めと書かれていますが、僕が打った感じではそこまで高弾道ではなかったですね。低いわけではないのですが、僕のドライバーはロースピンモデルのロフト9度なので、それなりの高さのボールになるって感じでした。

中高弾道くらいで真っ直ぐに飛ぶという感じ。その弾道でもキャリーはしっかり出るし、スピンは少なめなのでランもけっこう出て、トータルでかなり飛距離が出ていました。

ホームコースで試してみたのですが、今まで行ったこともないところまで飛んでいたホールがいくつかあったので、確実に飛距離性能は高いです。一番飛んだな~と思ったホールでは、GPS計測器の数値で261ヤードでした。高低差のほとんどない真っ平らなホールだったので、僕的にはこの数値には驚きです。

1ラウンド使ってみて、感覚的には10ヤードくらいは飛んでいるような気がしますし、当たったホールではそれ以上という感じ。

JGRボール,飛距離数値
画面の一番上にあるのが飛距離の数値。これだけ飛んでくれれば本当にありがたい。

そしてスピンが減るということから、曲がり幅も少ないです。打ったときに林まで行っちゃうかな~という擦り球でも、ラフに残っていましたし、思ったよりも飛距離も出ていました。とにかく前に行く力が強いという感覚です。

今までいろいろな「飛ぶ」というボールを試してきましたが、個人的にはこのボールが一番飛距離の伸びを感じたかもしれません。ロースピンで飛ぶというのが、僕のスイングにも合っているのかもしれませんね。

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