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5番や6番アイアンがスライスして100オーバーって人に伝えたい、スイング軌道矯正のための最強ドリル

2023/08/28 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也

目印を置いてティアップしたボールをクリーンヒットする

「たしかに5番アイアンや6番アイアンでスライスするアマチュアは結構います。その人たちはたいてい、(1)ダフるのを嫌ってヘッドを鋭角に下ろしてくる。(2)鋭角に下ろすのでスイング軌道がアウトサイド・インになる。この2つのパターンがほとんどです」

こう話すのは、人気若手女子プロの鶴岡果恋のコーチで関東ゴルフ連盟チームKGAジュニア技術担当ヘッドコーチも務める重田栄作プロ。

ダフりやスライスを直すドリル

重田プロ

目印となるタオルを1枚用意すれば、簡単かつ効果的なドリルが行える

重田プロ 「アイアンのダフりを直すには、今話した2点を修正する必要があります。ごく簡単に言うと、スイングの軌道をインサイド・アウトにすればいいわけです。

この軌道ならヘッドが鋭角に下りてくることもないので、スライスの心配も少なくなります。

インサイド・アウトを身につけるドリルですが、僕がおすすめするのはティアップしたボールを打つもの。

その際、タオルなどでインサイド・アウト軌道の目印をつけて行うとより効果的です」

やり方はとても簡単です。

(1)スタンスも肩のラインもクローズにしてアドレス。
(2)タオルの目印に沿うようなイメージでスイングし、ボールだけをクリーンヒット。
(3)ポイントとなるのはヘッドが飛球線の外側(後方から見た場合、飛球線の右側)に出ていくようにスイングすること。
(4)ボールを右に飛ばすこと。はじめは右プッシュでOK。全部右に飛んじゃう、となったらフェースの向きを意識して、真っすぐ飛ぶように気をつける。

重田プロ 「このドリルを繰り返せば、比較的簡単にインサイド・アウト軌道がマスターできるはずです。そしてスライスする人は、とにかくクラブをインサイドから下ろすイメージを身につけることが重要です」

宮川岳也

文・宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。

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