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トッププロ絶賛！オデッセイ「Ai-ONEシリーズ」パターは、欠品する前に購入することにした

トッププロ絶賛！オデッセイ「Ai-ONEシリーズ」パターは、欠品する前に購入することにした

23年連続プロゴルフの世界で使用率・勝利数ともにNo.1！オデッセイのニューパター「Ai-ONE」

2023/11/04　ゴルフサプリ編集部

Ai-ONEシリーズ

オデッセイ史上初となるAI設計のパターには「Ai-ONE」と「Ai-ONE MILLED」の2シリーズがある。それぞれの特徴について、石井良介に分析してもらった。

ホワイト・ホットの打感とAIフェースでオデッセイ史上、最もやさしいパターに

樹脂インサートに溝をつけたことによって打感をホワイト・ホットに近づけた。フェースの構造が見えるようにブレード型（左）はバックフェースに、マレット型（右）はソールにポリカーボネート製のウィンドウ（窓）がついている。

10月下旬、千葉県内のゴルフコースで石井良介には「Ai-ONEシリーズ」を打ってもらった。試打してもらった形状はブレード型の「＃1」「ダブルワイド DB」と、マレット型の「ロッシーS」、そしてツノ型でスラントネックの「＃7 S」とクランクホーゼルの「＃7 CH」の計5モデル。グリーンで全モデルを打ち終わった後に感想を聞くと、

「私は『ホワイトホット OG2-Ballブレードをエースパターとして使っていますが、『Ai-ONE』の打感はホワイト・ホットに近い。ただ、打球音はホワイト・ホットより大きめでショートパットでも“カチッ”という音がはっきりするので距離感を合わせやすいと思いました」

「Ai-ONE」のインサートはウレタン樹脂とアルミニウムを組み合わせた構造になっているので、樹脂インサートの「ホワイト・ホット」より打球音が大きくなったようだ。そして性能については、

「トラックマンを使った検証実験でも感じましたが、ロングパット、ミドルパットの距離感が抜群です。ロングパットでちょっとミスヒットしてもスピードが落ちることなく、綺麗に転がってくれるのでカップに寄ってくれます。アマチュアゴルファーにとっては5メートルをOKにつけることができて、10メートルを1メートル以内につける回数を増やしてくれるパター。一言でいうなら、超やさしいパターです。そして、パッティングが上手くなったと錯覚してしまうパターです」

試打取材が終わっても石井は、まだ打つことをやめなかった。

「結論から言うと、欠品しないうちに私も購入することにしました。『＃7S』か『ロッシーS』で迷っていますが、やっぱり『ロッシーS』にします。もちろん、『顔』の好みは人それぞれだと思いますが、フェースの構造だけで十分にやさしさがあるので、形状としては小さめのマレットがちょうど良かったです。これは私の感想です」

Ai-ONE　DOUBLE WIDE DB

【SPEC】
● ヘッド素材／ステンレススチール、アルミニウムソールプレート、ポリカーボネート
● インサート／Ai-ONE・インサート
● ソールウェイト／約15グラム×2
● シャフト／STROKE LAB 90
● 価格／4万6200円

Ai-ONE　＃7S

Ai-ONE　＃1

【SPEC】
● ヘッド素材／ステンレススチール、ポリカーボネート
● インサート／Ai-ONE・インサート
● ソールウェイト／約15グラム×2
● シャフト／STROKE LAB 90
● 価格／4万6200円

Ai-ONE　ROSSIE S

Ai-ONE MILLEDシリーズ

オデッセイのシンボルでもある樹脂インサートではなく、6-4チタンのミルドインサートを採用した「Ai-ONEミルド」。製法も素材も最高峰のオデッセイを石井良介に打ってもらった。

チタン、ミルド、そしてAIで最高峰のオデッセイに

チタンフェースの打感について石井良介は、
「従来の『ホワイト・ホット』や『Ai-ONE』とは全然違っていて金属的な打感です。今までのオデッセイと言うよりも、他メーカーの高級ブレードパターに近い感覚です。ただし、重厚な打感ではなく、チタンフェースらしい軽さと弾き感があります。」

AIフェースの性能については、「ミスヒットに強いのは『Ai-ONE』と同じですが、『Ai-ONE MILLED』は雰囲気もカッコイイし、いかにもツアーモデルというデザインなので、最初に打ったときの衝撃は『Ai-ONE』以上でした」

11月に発売されるのはブレード型の「TWO T」、そしてマレット型で「SIX T」「SEVENT DB」「SEVEN T CH」「EIGHT T S」。12月にも3モデルが追加発売される。

「昔からホワイト・ホットを使ってきた人ではなく、他メーカーのブレードパターを使っていたゴルファーに試してほしい。オーソドックスな『TWO T』の形状でも、ブレード型の限界や慣性モーメントの常識を超えるやさしさを体感できると思います」

プロゴルファーにとっても恩恵のある「Ai-ONEシリーズ」だが、本当は打点のズレが大きなアマチュアゴルファーにとって革命的なパターになっている。