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アプローチは「肩だけスクエアに構える」と上手くなる!【勝又優美・アマチュアの悩み解決】

JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.10

2024/03/19 ゴルフサプリ編集部

勝又優美

やさしくてわかりやすい指導で安定した人気を誇る勝又優美プロが、これまでに多く相談されてきたアマチュアのお悩みを披露。その原因と解決策を教えるシリーズ。今回のお悩みはアプローチのダフりとトップ。とりわけ、やらかすとメンタルに響く、花道をはじめとする絶好のライで起こるダフり、トップの直し方を教えてもらう。一度ダフると次はトップ、トップを嫌えばダフりと迷宮にハマりがちだが、その原因はストロークよりもアドレスにあることが多いという。
写真/相田克己

ダフり、トップが止まらなければ、まずアドレスを疑ってみる

今回から2回続けてアプローチがテーマです。1回目はアマチュアの方にはよくある、花道などいいライからのダフりとトップです。40歳でキャリア8年のTさんもこの症状に悩まされていました。絶好のライから狙ったり、逆に慎重になりすぎてミスしていたのかと思いきや、いつまで経っても直らない。チャンスでダフりやトップが出るとメンタルもやられるので修正したいとの相談でした。
 
Tさんのアドレスを拝見すると、すぐにおかしなところが見つかりました。ショットと同じように、アドレスで体がやや右に傾いていたのです。ご本人は何の違和感もなくショットの延長線上で構えていたようですが、実はこれが間違いだったのです。
 
アドレスで体を右に傾けてしまうと、下半身に対して上半身が右にある感じになります。当然、体の右サイドが下がった構えになりますから普通に振ったらヘッドが手前に落ちてダフり、それを嫌がるとすくい打ちになってトップするという悪循環になっていました。さらにダフりたくないからとボールを右寄りに置いていたTさん。それによって右への傾きがさらに大きくなり右に置いたボールでさえトップしていたのです。

修正前のTさんのアドレス。右足寄りに置いたボールに対して上体を右に傾けていた。ストロークで右サイドが下がるため、ボールが右にあってもヘッドが手前に落ちてダフり、それを嫌ってトップになっていた。
修正前のTさんのアドレス。右足寄りに置いたボールに対して上体を右に傾けていた。ストロークで右サイドが下がるため、ボールが右にあってもヘッドが手前に落ちてダフり、それを嫌ってトップになっていた。

足元から胸まではオープンでいいが、肩のラインだけはスクエアにする

ということで、修正したのはアドレス。まずは真っすぐ立っていただきました。ご本人としてはかなり違和感があったと思いますが、これは慣れていただくしかありません。また、右に傾いてオープンに構えていたのをマイナーチェンジしました。足元から肩まで全てオープンになっていたのを、ツマ先オープン、腰オープン、胸もちょっとオープンで肩をスクエアにしていただいたのです。

修正後のTさんのアドレス。真っすぐ立った状態から、やや左に傾く感じの構えに変更。足元から胸まではオープン、肩のラインのみスクエアにした。
修正後のTさんのアドレス。真っすぐ立った状態から、やや左に傾く感じの構えに変更。足元から胸まではオープン、肩のラインのみスクエアにした。

アプローチもダウンブローで打ちたいのですが、ショットのように大きく振らないので、アドレスでダウンブローのインパクトを作っておきたいのですが、肩のラインだけスクエアにすることでボールの先の芝を削る形になるのです。打つ際には、バックスイングで体がちょっと左に傾くくらいの感じでも構いません。そもそも右傾していたTさんのような方であればなおさら。そのまま打てばダウンブローになるのでダフりやトップとさよならできます。

肩のラインだけスクエアに構えるとダウンブローのインパクトと同じ形になる。インパクトでアドレスに戻ればボールの先の芝が削れる。切り返し以降は上体が左に傾く感じがあってもいい。
肩のラインだけスクエアに構えるとダウンブローのインパクトと同じ形になる。インパクトでアドレスに戻ればボールの先の芝が削れる。切り返し以降は上体が左に傾く感じがあってもいい。

勝又優美
かつまた・ゆみ JLPGAティーチングプロA級。就職したホテルが所有するゴルフ場勤務となりゴルフをスタート。ゴルフを楽しむ人々にふれ、日本の大人たちを笑顔にしたいとティーチングプロの道に。2010年に認定ティーチングプロとなり13年には A級ライセンス取得。やさしくてきめ細やかな女性らしいレッスンで大人気。堀尾研仁氏主宰の「KEN HORIO GOLF ACADEMY」に所属。


JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」

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