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ゴルフ救済ルール|ティマークのラインをはみ出たティショットは打ち直し?

2019/01/13 ゴルフトゥデイ 編集部

少しでもホールに近づきたい、他のプレーヤーよりも飛ばしたい、という気持ちのせいだろうか、ティマークを結んだラインより前方にはみ出してティアップしてしまう、いわゆる“出ベソ”のミスを犯してしまうゴルファーは後を絶たない。今回は、ティマークのラインより前でティショットした場合のルールと正しい処置方法について紹介する。

ティマークのラインより前でティショットした場合の打ち直しルール

ティマークのラインをはみ出てティショットしてしまう。このミスが減らないのは、プレーヤー自身が気づかないから。打つ前に気づけば、わざとではないので修正するはず。

さらに、同伴競技者が気づいても、アドレス後では声をかけづらいことも。ゴルフのルールに詳しい人だと、ボールが少しでもティマークのラインにかかっていれば問題ないことを知っている。プレーヤーに確認して、セーフだったら気まずくなるのも避けたいだろう。

さて、問題はティマークのラインより前でティショットを打ってしまった後。残ったティペッグなどでそれが明らかになった場合、どう処置するか。

ゴルフのルールに精通していれば、そのショットを取り消して2罰打を加え、改めて正しい位置から打ち直すことを知っている。

だが、うろ覚えだと“誤所からのプレー”と勘違いし、2罰打加算だけでプレーを続行してしまうことも。そのままプレーを続けると、次のホールのティショットを打った時点で競技失格となってしまう。

“誤所からのプレー”は“インプレーの球”にしか生じない。正しくティショットされない限り、球はインプレーにならないことがわかっていれば、こういった勘違いは起きないのだ。

もっとも、根本的には“出ベソ”にならないよう、常にティマークより後方にティアップするよう心がけるべきだろう。

【まとめ】
・(×)“誤所からのプレー”ではない
・(◯)1打目は取り消し2ペナで再スタート

GOLF TODAY本誌 No.552 156ページ

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