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- フェースを開けば飛びすぎない。 怖がらず思い切り振ろう!【湿った砂のバンカーからピンに寄せるコツ】|スコアアップに繋がるダボ対策シリーズ
フェースを開けば飛びすぎない。 怖がらず思い切り振ろう!【湿った砂のバンカーからピンに寄せるコツ】|スコアアップに繋がるダボ対策シリーズ
ゴルフのスコアアップに繋がるダボ対策ワンポイントレッスン|第3回
ゴルフのスコアアップを目指すうえで、ダボ(ダブルボギー)対策は重要なポイントだ。そこでゴルフコースでの様々なシチュエーションを想定しながら、ダボを防ぐためのショット・アプローチのワンポイントレッスンをお届けする。
今回は、湿った砂のバンカーからピンに寄せるコツについて紹介する。
●第1回:風の強い日のティショットのコツ
●第2回:薄芝の花道からピンに寄せるコツ
レッスン第3回:湿った砂のバンカーからピンに寄せるコツ
フェースを開けば安心。 怖がらず思い切り振ろう!
砂が湿っているバンカーは、インパクトでバンスがハネ返されてトップしやすい状況といえますし、通常のバンカーよりもキャリーが出るのは確かです。でも、トップしてしまうのはインパクトが緩むからで、砂がコチコチに硬くなっていない限りはフェースを開いて構え、インパクトを緩めずにボールの周りの砂ごとしっかりと打ち抜くことが大切です。バンカーはどんな状況でも「思い切りの良さ」が決め手なのです。
そこでバンカーに入る前に本番のスイングをリハーサルしましょう。素振りを数回繰り返し、クラブをどのくらいの高さまで振り抜くかを明確にイメージしておくことが大切です。本番でもスイングスピードを緩めずにスイングすれば、必ず脱出に成功します。
《打つ前の素振りで感じをつかんでおくのがコツ》
バンカーの外で素振りをしてイメージを作ることが大事。ボールからピンまでの距離を見ながら、クラブをどのくらいの高さまで振り切るかをしっかり決めて素振りを繰り返そう。実際のショットでは砂の抵抗によって、フィニッシュの高さが素振りよりも低くなる。
スイングのポイント
ポイント1:球から離れてハンドダウンに!
軽くオープンスタンスにして、普段よりも少しボールから離れ、ややハンドダウンに構える。
ポイント2:フェースを思い切り開く!
普段よりもフェースを思い切り開いて構えることがポイント。
ポイント3:決めたところまで一気に振り切ろう!
体重移動を使わずに、手首のコックだけでクラブを上げて下ろす感覚を持とう。打つ前に素振りをしてどのくらいの高さまでクラブを振り抜くかを明確にイメージしたら、そこまでスピードを緩めずに振り抜こう。
藤 卓也(ふじ・たくや)
1986年9月26日生まれ。アリゾナ大卒で全米アマ予選出場の経験を持つ。2012年にプロ転向し、ミニツアーなどに参戦中。サザンヤードCC所属
※ゴルフトゥデイ523号217~225ページを再編集したものです。
※第4回は「下りのショートパットを確実に入れるワンヒント」をお届けします。お楽しみに!
取材協力/サザンヤードカントリークラブ(茨城県)
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