「ドライバーの飛距離が満足できない」を解決|ゴルフお悩みレッスン
連載「われらアマチュアお助け隊」【第7回】
巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!
悩みを解決してくれる隊員紹介
上田栄民(ブルー)
6つのスクールを運営教えた生徒は1万人超!
「エイミンゴルフアカデミー」を主宰。多摩センター校や南町田校など、7つのスクールを運営。「曲げずに飛ばす」理論を伝授。プロの指導他、これまで1万人を超えるアマチュアゴルファーのためのスーパーコーチ。
黒川 晃(レッド)
レッドベターの秘蔵っ子ニュージーランド帰りの本格派
ニュージーランドに21年間在住、名門クリアーウォーターGCで専属ティーチングプロとして活動。帰国後デビッド・レッドベターの公認インストラクターに認定され、レッドベターゴルフアカデミー日本校でツアープロからアマチュアまで指導。
勝又優美(ピンク)
美しいスイングが持ち味の教え上手な美女プロ
2013年にPGA A級ライセンスを取得。現在はKEN HORIO GOLF ACADEMYのティーチングプロとして、多くのアマチュアゴルファーを指導しており、女性らしいきめ細やかなレッスンには定評がある。また、新聞、ビジネス誌で連載ページを持つなど、各種メディアでも活躍。
お悩み「ドライバーの飛距離が満足できない」
今回のアマチュア
上村仁夫さん
●年齢 69歳
●ゴルフ歴 30年
●平均スコア 82
●ベストスコア 76
●ハンデキャップ 9
●スポーツ歴 スキー、合気道4段
●球種 ストレート
ドライバーの飛距離が210ヤードくらいで、満足できていません。
曲がるミスは少ないのですが、もう少し飛んでくれれば……。
今回の隊員
上田栄民(ブルー)
ブルー:ワンポイントで修正します!おまかせください!!
「ドライバーの飛距離が満足できない」原因
上村さんのスイング
ダウンスイングのとき、早めに体重が左へと移り、パワーが逃げてしまっているところを修正しましょう。
バックスイングで貯蓄したパワーを、ダウンスイングで左へ逃がしてしまうと、インパクトに来たときには、飛ばせるだけのパワーが、もう残っていないんです。
\主な原因はココ!!/
飛ばしたいと思うあまりに焦って、ダウンのときに左へと重心が早めに流れ、貯蓄されたパワーをいきなり解放してしまい、インパクトでパワーが残っていないことが、飛距離が稼げない原因になっていたんです!
ワンポイントレッスン
ダウンでは右脚内側にパワーをキープしたまま、クラブを下ろしましょう!
飛距離アップには、パワーを逃さないダウンスイングがいい。
インパクトでも左へ移動せず、アドレスに戻るくらいの意識で!
バスケットボールを投げて実感してみよう!
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左重心で投げると飛ばない……。
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右重心で投げると飛ぶ!
体重移動は……。
Before And After|ビフォー&アフター
Before:パワーを逃していましたが……。
After:しっかりパワーを伝えられています!
「ダウンスイングの小さな改造で、飛距離が確実に伸びました!」
ミス撲滅大作戦!![今回のドリル]:右脚前の半身打ち
左足を1足分後ろに引き、右脚前の半身になる。あらかじめ体重は右脚内側にかけておく。そのままテークバックし、右脚内側だけに1本の軸があるイメージのまま球を打ってみる。打球は低めでOK。
大切なのは、左サイドに重心を流さず、右脚内側の1本の軸をキープして打つこと。パワーを逃がさない打ち方が体感できる。
協力/東京国際ゴルフ倶楽部
イラスト/野村タケオ
GOLT TODAY本誌 No.559 158~161ページより
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