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【売れ筋NOW】元々1位のピン G410 ドライバーが渋野効果で独走!

2019/11/12 ゴルフサプリ編集部

『売れ筋NOW』では、最新の店頭売り上げデータを分析し、“今、最も旬なゴルフギア”を紹介していきます!

今、ホントに売れているゴルフギアはコレ!元々、1位の『G410』が渋野効果で独走に!

※上記ランキングの「YPSデータ」では定価の40%引き以上、オープンプライスの実勢価格から25%引き以上の商品はマークダウン品として除外しています。

8月のゴルフ業界は「シブコフィーバー」の1カ月になったが、それはドライバーのランキングにも反映されている。圧倒的なシェアでトップとなったのはピンの『G410シリーズ』。同シリーズは発売当初から前作『G400シリーズ』を上回るセールスを記録していたが、渋野日向子の全英女子オープン優勝で人気に拍車がかかった格好となった。一部小売店からは「渋野プロの優勝後、これまであまり動きのなかった“10・5度のR”といったスペックの動きが出始めた」という声が挙がっている。

そのスペックが選ばれたのは、これまでピンというブランドをあまり認識していなかったシニアゴルファーが、渋野プロの優勝を見て興味を持ち購買につながったのではないかと思われる。ランキングはヘッドタイプ別に分類しているが、『G410シリーズ』全体では2位以下を大幅に引き離す圧倒的なシェアを獲得している。9月以降もメーカー各社から新製品が続々発売されているが、果たしてピンの独走に「待った!」をかけることができるのか?
大いに注目される。

※メーカー別のシェアは、矢野経済研究所調べによる「YPSデータ」に基づき、カスタムモデルを除くプロパー品のみ(マークダウン品等を除く)を分母として算出した数量ベースのデータです。

1位のメーカーに聞いてみました!人気の秘密は?

ヘッドは3種類、標準シャフトも40~80g台の7 種類をご用意しています。カスタムシャフトも含めた豊富な組み合わせの中から、自分に合った最適な1本が見つかるピンのフィッティングを体験され、 ブレない最高の飛びを手にして満足されるお客様が増えています。

消費税が10%に増税する影響は?

今年は10月からの消費増税を見越して多くのメーカーが、20年モデルの新ドライバーを9月に発売している。ドライバーの新作は7万円前後のモデルが多いので、消費税の2%差は1500円前後の差になり、10月以降の消費者心理に影響する金額とも言えるかもしれない。

㈱矢野経済研究所 スポーツ事業部 部長
三石茂樹

入社以来、スポーツ部門を担当し、ゴルフ市場を約15年も分析してきたゴルフ界では有名なアナリスト。

このランキングデータは、㈱矢野経済研究所の全国有力スポーツ用品取扱店の販売実績データ「YPSゴルフデータ」(マークダウン品等を除く)による、2019年8月1〜31日の数量ベースによるランキングです。

GOLF TODAY本誌 No.569 122ページより


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