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ドライバースイングを上達!ゴルフ初心者に多いミスと症状別練習法

2019/12/09 ゴルフサプリ 編集部

ゴルフ初心者の方だと、ドライバーがなかなか上手く打てないもの。ドライバーでとくに多いミスはボールが大きく右に曲がるスライスと、目標よりも左に飛んでしまうヒッカケ。このミスの原因と正しい処方箋をレッスン。さあ、ドライバーでスカッと気持ちよく飛ばせるようになろう!

教える人・小川泰弘プロ

おがわ・やすひろ。
1972年9月5日生まれ、東京都出身。1999年プロ入り。
昭和の森ゴルフアカデミーで幅広い年代層をレッスン。実戦的でわかりやすい指導法に定評があり、これまでにレッスンしたゴルファーは2500人を超える。

取材・写真/三代 崇 協力/昭和の森ゴルフコース

ゴルフ初心者に多いドライバーのミス「スライス」「ヒッカケ」の原因と対策方法

ドライバーがスライスする原因はトップで左手首が甲側に折れるから!

フェアウェイの真ん中を狙って打ったつもりが、ボールが右に急カーブ。「バナナボール」ともいわれるスライスを連発させていては、スコアがまとまりませんよね。

ドライバーのスライスは、初心者を含めゴルファーの8割近くが悩まされている万病のようなもの。スライスが癖になってしまうと、修正が難しくなるので早めに治療しておきましょう。

ドライバーがスライスしてしまう原因は人それぞれ異なります。でも私はこれまでのレッスン経験からいえば、一番の原因はトップで左手首が折れてしまうことに尽きるのです。

トップで左手首が甲側に折れると、クラブヘッドが目標よりも右を向くクロストップになり、フェースが開いてしまいます。右ヒジが浮き上がり、クラブヘッドが垂れ下がるオーバースイングにもなります。

その形からドライバーを振り下ろすと手首が早くほどけて、オープンフェースのままでボールを打ってしまうのです。

トップで左手首が折れると、フェースが開いてしまう。そのまま下ろせばインパクトでもフェースが開いて当たり、スライスになる。

トップでは左手の小指でドライバーを支え持つのが正解

どうしてトップで左手首が甲側に折れてしまうかというと、左手の親指でドライバーを支えようとするからです。左手親指で支えようとしてドライバーの重さに耐えられなくなり、左手親指が抜けて左手首が甲側に折れてしまうのです。

これを修正するには左手の小指側でドライバーを支え持つようにすること。構えたときから小指、薬指、中指の3本に力点をおいて握っておき、小指側の3本の握り圧を変えずにバックスイングすればトップでも左手小指が緩まず、ドライバーをしっかりと支えられます。

そうすれば左手首が甲側に折れず、左手の甲に張りが感じられます。さらにフェースがスクエアに保たれて、トップのフォームが安定します。
ダウンスイングでも左手小指のリードで振り下ろすイメージがつくれますから、ドライバーを正しい角度で下ろしやすくなり、ナイスショットの確率がアップします。

また、左手グリップの握り方にも注意しましょう。左手の親指を伸ばしてグリップに乗せる「ロングサム」と、左手親指を詰めるようにして握る「ショートサム」の2つがあって、ゴルファーによって握り方が違いますが、ロングサムに握るとトップで左手親指に乗せるような形となるため、左手首が甲側に折れやすい人には適しません。

ドライバーのスライスに悩む人には、ショートサムに握ることをおすすめします。

トップで左手甲が甲側に折れるのは、左手の親指でクラブを支えようとするから。
左手の小指でクラブを支える意識を持てば左手首が折れず、フェースがスクエアに保たれる。
ダウンスイングは左手小指のリードで振り下ろすイメージで、インパクトが正確になる。
左手首が甲側に折れやすい人はロングサム(右)に握るのは逆効果。ショートサム(左)に握ろう。

ドライバーのヒッカケを直すには連続素振りを繰り返して軌道修正しよう

ボールが目標よりも左に飛んでしまうドライバーのヒッカケは初心者にも多く見られますが、経験の長い人でもよく出てしまうミスです。ヒッカケの原因もスライスとほぼ一緒で、スライスとヒッカケの両方が出てしまうパターンがとても多いのです。

ドライバーショットでヒッカケが割合よく出るという人は、ボールにきちんと当てようとしてインパクトでボールを真上から見てしまうのが原因です。ダウンスイングで右肩が前に出て、スイング軌道がアウトサイドインとなり、フェースがかぶって当たるのです。

これを修正するには、ボールを打つ前にトップとフィニッシュの間を往復させる連続素振りを繰り返しましょう。そうするうちにクラブヘッドがきれいな円軌道を描くようになり、正しいスイングのイメージが浮かんできます。

実際にボールを打つときも、往復素振りで目に焼きついておいた残像を重ねる気持ちでスイングしましょう。ボールの少し後ろを見るようにすれば、クラブヘッドを加速させながら打つことができ、ヒッカケを防げます。

ボールを上から見ようとすると右肩が前に出てフェースがかぶって当たり、ヒッカケが生じる。
  • ショット前に連続素振りを数回繰り返して、クラブヘッドの軌道の残像を目に焼き付けておこう。

  • ボールの少し後ろを見るようにすれば、ボールを正確にヒットしやすい。

とにかくドライバーが当たらない!そんな人はアドレスを作ってからボールの前に立とう

スライスとかヒッカケどころではない。とにかく当たらない。これ、初心者ゴルファーの切実な悩みですよね。

私のレッスン経験上、初心者の場合はクラブヘッドの先っぽに当たってしまうケースがほとんどです。ドライバースイング中に頭が上下左右に動いたり、下半身がバタバタしたりするのも原因の一つですが、一番注意して頂きたいのはアドレスです。

ボールの前にきてアドレスを作るとき、初心者の方々は無造作に構えようとします。体とボールの間隔を考えずに立ってしまうから、ボールの近くに構えすぎたり、ボールから遠く離れたりしてしまうのです。

「ボールがない状態で、バランスのいい姿勢で構えてみましょう」と伝えると、経験の浅い人でも案外バランスのいいアドレスが作れるもの。
だとしたらボールから少し離れた真正面の場所に立ち、最初にアドレスの姿勢を作ってから、その姿勢のままで1歩前に進み、フェース面をボールに合わせるようにしてはどうでしょうか。

これだけで皆さん、結構いいドライバーショットが打てています。ぜひ、試してみてください。

ボールの近くに立ちすぎる棒立ちのアドレスでは、インパクトで上体が伸びてクラブの先っぽに当たりやすい。
ボールから離れすぎたアドレスもインパクトでクラブヘッドがボールに届かず、やはり先っぽに当たってしまう。
ボールから少し離れた真正面の場所で先にアドレスの姿勢を作っておき、それから1歩前に進むといい。

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