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【売れ筋NOW】ピン「G410」フェアウェイウッドが圧勝も、1Wと違うシェア率

2020/02/04 ゴルフサプリ編集部

『売れ筋NOW』では、最新の店頭売り上げデータを分析し、“今、最も旬なゴルフギア”を紹介していきます!

今、ホントに売れているゴルフギアはコレ!『G410』が圧勝も、1Wと違うシェア率

※上記ランキングの「YPSデータ」では定価の40%引き以上、オープンプライスの実勢価格から25%引き以上の商品は マークダウン品として除外しています。

ここ数年のフェアウェイウッド市場の人気モデルは、ドライバーの販売実績に準ずる傾向にある。わかりやすく言うと、ドライバーで1位だったモデルは、フェアウェイウッドでも1位もしくは上位に必ず入っているのだ。11月のランキングを見ても、フェアウェイウッドの1位はピン『G410』で、ドライバーでもトップは『G410』である。両部門において、19年はピンの『G410』が圧勝だった1年と言えるだろう。

フェアウェイウッドでは2位以下の順位もドライバーのランキングに近いが、シェア率には興味深い差がある。ダントツ1位の『G410』だが、フェアウェイウッドのシェア率はドライバーに比べると低い。どちらかと言うとドライバー部門の方が人気が集中するために、同じ順位であっても、シェア率はフェアウェイウッドの方が低くなるのが一般的なのだ。逆に『エピックフラッシュスター』や『Mグローレ』はドライバーでもトップ10に入っているが、そのシェア率はフェアウェイウッドの方が高い。これらはフェアウェイウッドの人気が高いと分析できるだろう。

※メーカー別のシェアは、矢野経済研究所調べによる「YPSデータ」に基づき、カスタムモデルを除くプロパー品のみ(マークダウン品等を除く)を分母として算出した数量ベースのデータです。

1位のメーカーに聞いてみました!人気の秘密は?

ブレずに飛ばせる『G410』は、3つのヘッドと7種類の標準シャフトから、組み合わせが可能です。さらに長さやグリップの太さも診断できるPINGフィッティングで自分に合ったスペックを見つけることができるということもご好評いただいている一つの理由です。

今後の展望は?3Wから5Wに主役が変わる!?

長年、フェアウェイウッドの主役は3番ウッド(スプーン)だったが、最近はツアープロでも3番ウッドを抜いて、5番ウッドだけにしている選手が徐々に増えてきている。それは5番ウッドでも十分な飛距離が出るようになった進化でもあり、20年以降はますます5番ウッドに注目が集まるかもしれない。

㈱矢野経済研究所 スポーツ事業部 部長
三石茂樹

入社以来、スポーツ部門を担当し、ゴルフ市場を約15年も分析してきたゴルフ界では有名なアナリスト。

このランキングデータは、㈱矢野経済研究所の全国有力スポーツ用品取扱店の販売実績データ「YPSゴルフデータ」(マークダウン品等を除く)による、2019年11月1〜30日の数量ベースによるランキングです。

GOLF TODAY本誌 No.572 106ページより


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