ブリヂストン フェアウェイウッドおすすめ3選｜価格・スペック徹底比較

世界的に有名なタイヤメーカーとして知られるブリヂストン。ゴルフに関しては、1970年代のゴルフボール生産に始まり、クラブ、ボールを問わず、数々のヒット作を生み出してきました。尾崎将司選手、宮里藍選手といったその時代のスーパースターたちと契約を結び、現在も多くのツアー選手たちの活躍を支えています。そんなブリヂストンのフェアウェイウッドを紹介します。

ブリヂストン フェアウェイウッドの特徴とおすすめポイント

一般アマチュアからツアープロまで、幅広いゴルファーに愛用されているブリヂストンのフェアウェイウッド。

タイヤメーカーとしての利点を生かしたモノづくりが特徴的で、ゴルフにおける様々な接点を、タイヤ技術で培われた独自の解析やシミュレーション技術などを活用して分析。「接点を科学」することで、今までになかったユニークな商品開発やサービス提供につなげています。

「ツアーブリヂストン」を意味する「TOUR B（ツアー ビー）」ブランドは2016年に誕生。前向きに向上心を持ち、新たな挑戦をし続けるゴルファーをターゲットに商品を開発。2021年、その「TOUR B」と、アベレージ向けブランドの「JGR」が統合され、「TOUR B」の1本柱となった。そして「TOUR B」の中では、「B1」が中・上級者向け、「B2」がアベレージ向けというカテゴリー分けが基本となっている。

パワーが落ちても、ブリヂストンブランドを使いたいと考えるゴルファー向けのプレミアムブランド「PHYZ（ファイズ）」は継続販売中。

アスリートからアベレージ、シニアまで幅広いゴルファーのパフォーマンス向上に貢献するアイテムを揃えています。

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ブリヂストン フェアウェイウッドの選び方

パフォーマンスやクラブ総重量で選ぶ

ブリヂストンのフェアウェイウッドは、中・上級者ゴルファーがターゲットの「TOUR B」ブランドと、軽量モデルの「PHYZ」ブランドに大別されます。

「TOUR B」ブランドは中・上級者をメインターゲットとしているので、いわゆる一般的な重量設定となっています。中・上級者や体力のあるゴルファーは「TOUR B」から、シニアゴルファーは軽量モデルの「PHYZ」ブランドから選択するといいでしょう。

パフォーマンスも明確に違いがあって選びやすくなっています。「B1 フェアウェイウッド」は直進性と操作性に優れています。どちらかといえば上級者向けですが、スクエアな顔が好みで、ボールが上がらない・つかまらないといった悩みを持たない中級者にもオススメです。

「B2 フェアウェイウッド」は、優れた寛容性、ボールの上がりやすさを備えた中級者向けです。やさしさを求めるなら、こちらがオススメです。同じように「PHYZ フェアウェイウッド」もやさしさに特化したモデルです。軽量ということもあり、体力が落ちてきたというシニアゴルファーでも楽に高弾道が打てます。

「PHYZ フェアウェイウッド」は、フェアウェイウッドにしては投影面積が小さく、ユーティリティに近い形状です。アイアン感覚でスイングしたいというゴルファーにとっては構えやすく、好まれる顔をしています。

クラブ総重量の違いで選ぶ

「B1 フェアウェイウッド」のレギュラーシャフトはTOUR AD BS-6という60g台シャフトです。総重量は3Wで318g（S）、5Wで322g（S）となっています。重量フローで考えると、シャフトが60g台、総重量が300〜310gのドライバーを使用しているゴルファーにマッチするクラブ総重量です。

「B2 フェアウェイウッド」のレギュラーシャフトは、Diamana BS50です。総重量は3Wで310g（S）、5Wで314g（S）となっています。重量フローで考えると、シャフトが50g台、総重量が300g前後のドライバーを使用しているゴルファーにマッチします。「B2 フェアウェイウッド」は、ほかにも軽量でボールを上げやすくなるAir Speeder BS for Wood、素直なしなりで振り抜きやすいDiamana PD50、女子プロにも人気のSPEEDER NX 50からシャフトを選べます。 Air Speeder以外は、総重量は同じくらいの設定です。

「PHYZ フェアウェイウッド」はシニアが扱いやすい軽量モデルです。レギュラーシャフトのフレックスはRとR-Lightがラインナップされており、総重量も17度で290g（R）と軽めです。ドライバーの総重量が280〜290gで、ヘッドスピードが38m/s以下というゴルファーは、こちらのほうから試してみるといいでしょう。

ロフトラインナップの違いで選ぶ

フェアウェイウッドはパワーのないプレーヤーにとって、アイアンに比べて飛距離が出しやすく、武器となるクラブです。そのため、ロフトの多い番手が揃っているモデルは非力なプレーヤーの必需品と言えるでしょう。「PHYZ」は、3W（17度）、5W（20度）、7W（23度）をラインナップ。一般的なフェアウェイウッドよりも、ロフト角が大きめの設定なので、ラクに球が上がりやすく、キャリーで狙っていけるやさしさがあります。

「B1 フェアウェイウッド」は3W（15度）と5W（18度）というラインナップ。ロフト設定は一般的なので、ドライバーのヘッドスピードが42m/s以上であればロフト通りの高弾道が打てます。高さは出せずとも、直進性を求めたいというゴルファーであればヘッドスピード40m/s前後でも使用を検討してもいいかもしれません。

「B2 フェアウェイウッド」は、3W（15度）と5W（18度）のほか、特注対応ですが7W（21度）もラインナップし、よりセッティングの幅を広げています。ロフト設定は「B1」と同様ですが、ヘッドの性能が基本的にボールを上げやすくしているので、ロフト角以上にボールは上がりやすいと考えていいでしょう。

球のつかまりの違いで選ぶ

フェアウェイからでも球をつかまえたいプレーヤーは、「PHYZ フェアウェイウッド」がおススメです。ヒール側に重量を配分し、3Wで重心角30度を実現。スライスを防いで、球をつかまえやすく、ボールを上げやすいのでしっかり距離を出していけます。

ほどよくつかまえたいなら、「B2 フェアウェイウッド」。構えやすい大型ヘッドはヒール側にボリュームを持たせて、重心アングルを大きくして、つかまりをアシストします。

左にはいかせたくない、きっちり叩きたいという人は「B1 フェアウェイウッド」。許容性の高いヘッドはミスヒットにも強く、直進性の高い強弾道で飛ばせます。

ブリヂストン フェアウェイウッドおすすめモデル【初心者から上級者向けまで】

2022年春時点でブリヂストンのおすすめフェアウェイウッドは3機種をラインナップしています（※女性用モデル・型落ちモデル除く）。それぞれの特徴について紹介します。

ブリヂストン B1 フェアウェイウッド

ブリヂストン B1 フェアウェイウッド

「B1 フェアウェイウッド」は、ソールのセンター部分を硬くしたボディ剛性で、直進性を追求。タテ慣性モーメントの向上で、許容性も併せ持ち、狙ったところに自在に打ち出せます。

ブリヂストン独自技術の「SP-COR（サスペンションコア）」も進化させ、先端についていたポリマーを内部へ変更。素材もアルミからチタンに変更し、強度確保とフェースを抑える効果を高め、高初速エリアを大幅に拡大。フェース肉厚の薄肉化をはかり、反発性能を向上し、さらなる飛びにつなげています。

クラウン内部には「パワースリット」を配置して高初速、高打出しを確保。「パワーミーリング」が、オフセンターヒット時でも最適なスピン性能をかなえます。

ブリヂストン B2 フェアウェイウッド

ブリヂストン B2 フェアウェイウッド

「B2 フェアウェイウッド」は、トゥ側を硬くするパワーリブを配置。さらに、つかまりと許容性を向上させるヒール集中加重を施し、重心アングルとヨコ慣性モーメントの最大化を図り、オートマチックなつかまりと、ブレないヘッドでまっすぐ遠くへ飛ばせます。

こちらも、フェース面の反発をコントロールする「SP-COR（サスペンションコア）」を進化させ、トゥ、ヒールの反発性能を追求。高初速エリアを大幅に拡大し、さらに許容性も高めて、飛距離ロスを軽減し、大きな飛びをもたらします。

内部に配置した「パワースリット」がクラウンのたわみをさらに大きくし、高初速・高打出しを追求。「パワーミーリング」が、最適なスピン性能を発揮します。

ブリヂストン PHYZ フェアウェイウッド

ブリヂストン PHYZ フェアウェイウッド

パワーのないシニアや女性にもおススメの軽量モデル。

高強度材AM355を使用した最薄1.6mmの薄肉フェースで反発性能を高め、オフセンターヒットに強く、高初速で打ち出せるフェース設計を採用。3Wで30度の大きな重心アングルで自然にヘッドが返ってスライスを抑制、2打目以降も効率の良い飛びをもたらします。

フェース部分には専用のパワーミーリング、クラウンにはパワースリットを設け、ボール初速を上げて、飛距離性能をアップ。ミスショットにも強く、適正なスピン量で、理想的な弾道を描いて飛ばせるフェアウェイウッドになっています。

ブリヂストン フェアウェイウッドおすすめモデル価格比較表

ここまで紹介してきたブリヂストン フェアウェイウッドの価格比較表を紹介します。

ブリヂストンのフェアウェイウッドはプレーヤータイプに合わせて選ぶ

ブリヂストンのフェアウェイウッドは、アスリートゴルファー向けの「B1 フェアウェイウッド」、幅広いユーザーに対応できる「B2 フェアウェイウッド」、パワーのないプレーヤーのための「PHYZ」をラインナップしています。

ターゲットがはっきりしているので、自分の平均スコアやヘッドスピードなどを参考にしながら、最適なモデルを選ぶと良いでしょう。

ブリヂストン フェアウェイウッド人気の型落ちモデル【中古おすすめ】

中古ショップで見つけたら即買い決定！？以下では、ブリヂストン フェアウェイウッドの人気型落ちモデルを紹介します。

ブリヂストン TOUR B X-F フェアウェイウッド

ブリヂストン TOUR B X-F フェアウェイウッド

高弾道で飛ばせて、許容性も高めたアスリートモデルです。

「接点を科学」して開発された「ハニカムストリング」をクラウン部に採用。クラウン内部にはフェース側トゥヒール方向に３本のスリットを内蔵して、ヘッドの剛性をコントロール。たわみの復元力が強く、ねじれない新設計となっています。フェースの裏側には、反発をコントロールし、高初速エリアを拡大する革新のテクノロジー「SO-COR（サスペンションコア）」を搭載。３本に１本を粗くしたパワーミーリング搭載のフェースはボールの滑りを抑制し、低スピン化を促進します。

ソール下部後方にウエイトを配置した低重心設計との相乗効果で、球も上げやすいフェアウェイウッドです。

ブリヂストン TOUR B JGR フェアウェイウッド

ブリヂストン TOUR B JGR フェアウェイウッド

飛距離性能も高いオールマイティなモデルです。

ソール部分にPower Rib（パワーリブ）を配置し、剛性をアップ。クラウンは最薄部が0.4ｍｍのWave Power Slit（ウェーブパワースリット）部を設けた薄肉設計で、進化した「Boost Power Technology（ブースト パワー テクノロジー）」で、高初速、高打ち出しを追求しています。

フェースには高強度マレージング鋼HT1770Mを採用し、最薄部1.7mmの薄肉フェース設計で高初速化を図りつつ、周辺に向かって薄肉化する部分肉厚設計で、オフセンターヒットにも強くなっています。

打ちやすさを追求したヘッド形状は構えやすく、適度に球をつかまえて、上げやすく、飛距離が出せるフェアウェイウッドです。

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