タイトリスト フェアウェイウッドおすすめ3選|価格・スペック徹底比較
日本ではアクシネット ジャパン インクが展開しているタイトリスト。ツアー選手たちに支持され続けていることからわかるように、プロや上級者といったハイレベルなプレーヤーを満足させる高い機能性を持ったアイテムラインナップが特徴です。
そんなタイトリストのフェアウェイウッドは、現在はTSi1、TSi2とTSi3の3モデルをラインナップしています。
[目次]
タイトリスト フェアウェイウッドの特徴とおすすめポイント
PGAツアーでのクラブ、ボールの使用率が高く、アスリート・上級者向けというイメージの強いタイトリスト。広くツアー選手たちに支持され続けていることからわかるように、どのアイテムも優れたパフォーマンスを発揮してくれます。
また、タイトリストはフェアウェイウッドではなく、フェアウェイメタルと呼ぶのも特徴的です。ヘッドの素材を考えると「メタル」のほうが正しいので、その部分もこだわりなのかもしれません。ですが、この記事内では商品名以外は、一般的なフェアウェイウッドという呼び方で統一していきます。
そんなタイトリストのフェアウェイウッドは、TSi1とTSi2、TSi3の3モデルをラインナップしています。TSi1はやさしく高弾道で飛ばせる初・中級者向け。TSi2とTSi3は、ベタープレーヤー向け、中上級レベルのゴルファーが求める性能を搭載しています。
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タイトリスト フェアウェイウッドの選び方
●ヘッドシェイプや調整機能の違いで選ぶ
タイトリストのフェアウェイウッドは、ターゲットプレーヤーが大きく異なるモデルではないので、選ぶときにかなり迷う人も多いと思います。
ラインナップはTSiシリーズのみで、共通のテクノロジーも多くなっています。ヘッド素材は465カーペンタースチールフェースと17-4ステンレスボディ。ソールのフェース寄りに、短く浅く改造されたARC(アクティブ リコイル チャンネル)4.0の溝デザインを搭載。インパクトにおけるフェースのたわみを最適化し、大きな反発性能を生み出します。ヘッド形状は異なりますが、どちらも進化した空力性能でクラブスピードをアップさせます。
TSiの「i」には、Innovation(イノベーション=革新的、新機軸)、Inertia(イナーシャ=慣性)、Integration(of materials and mass properties)(インテグレーション=統合、素材と質量特性))、Impact(インパクト)といった意味合いが込められているそうで、TSシリーズよりもさらに進化した性能でゴルファーを魅了するフェアウェイウッドになっています。
- 重心特性を変えられる調整機能の有無で選ぶ
- 構えたときの見え方、ヘッド形状で選ぶ
- ドライバーからの流れや、弾道の高さに合わせて選ぶ
重心特性を変えられる調整機能の有無で選ぶ
TSi3には、新しい弾道調整システム「SureFit® CGトラック」が搭載されています。このシステムは、ソールの可動ウエイトを3つのポジションに動かすことで、打点とヘッドの重心を近づけ、ヘッドの性能をロスなくボールに伝えることができます。3つのポジションは、Tはトゥ側、Hはヒール側、Nはニュートラルで真ん中を意味しています。
打ちたい弾道に合わせて、より緻密に調整したいなら、TSi3がおススメです。
また、TSi1、TSi2、TSi3のすべてにロフトとライ角の組み合わせを調整できる「SUPER FIT®️ホーゼル」が搭載されています。好みに合わせて16通りのロフト・ライの組み合わせを設定できます。
構えたときの見え方、ヘッド形状で選ぶ
TSi1はきれいな三角形をした”おにぎり顔”です。投影面積が広くて、重心深度も深そうに見えるので初・中級者にはボールが上がりそうで、やさしく打てそうな印象を与えてくれます。ですが、フェースラインはスクエア感を感じさせるので、ターゲットに対して自然と構えやすいフォルムでもあります。
TSi2とTSi3は、ヘッド体積は同じなのに、構えたときの見え方が異なります。
TSi3は上級者好みの伝統的な洋ナシ形状で、操作性の高さを感じさせ、左への引っ掛けを気にせずに思い切り叩いていけそうな骨太な印象です。
一方、TSi2はモダン エアロ ヘッド シェイプとのことで、安心感のあるヘッド形状でミスを恐れずに振り抜いていける印象を持たせます。クセのないフォルムで多くのゴルファーに構えやすさを提供します。
ドライバーからの流れや、弾道の高さに合わせて選ぶ
TSi1、TSi2、TSi3ともにドライバーからの流れを意識して設計されているので、ドライバーに合わせて選ぶのもオススメです。
TSi1は「ウルトラ ライトウェイト設計」を採用した軽量モデルなので、速く、振り切りやすく、ヘッド性能との相乗効果によって高弾道ショットをやさしく打てるのが特徴です。
TSi2は高い打ち出し角を確保し、高弾道でより真っすぐに飛ばしたいと考える人向けで、ミスヒットを補う許容性も搭載しています。
TSi3は操作性重視のモデルで、強弾道でコントロールした球を打ちたい人に向いています。技術があって、ボールを操って攻めたい人に使って欲しいクラブです。
タイトリスト フェアウェイウッドおすすめモデル【初心者から上級者向けまで】
2022年春時点でタイトリストのおすすめフェアウェイウッドは3機種をラインアップしています(※女性用モデル・型落ちモデル除く)。それぞれの特徴について紹介します。
タイトリスト フェアウェイウッド3選
タイトリスト TSi1 フェアウェイメタル
タイトリスト TSi1 フェアウェイメタル
すべてのパーツの軽量化を図ったウルトラ ライトウェイト設計で、軽快な振り抜きとクラブスピードの向上を実現させた『タイトリスト TSi1フェアウェイメタル』。安心感のあるヘッド形状は、心地よい打感をもたらし、しっかりと球をつかまえて、やさしく飛ばせます。
ソール部分に設置された溝、アクティブ リコイル チャンネル4.0を短く浅く改良し、インパクト時のフェースのたわみを最適化して、大きな反発性能を実現。フェアウェイから大きなキャリーで飛距離を獲得。フェース下部でヒットした場合でも、高い打ち出しと低スピン、最高レベルのボール初速もかなえます。
※タイトリスト セレクトストア限定製品です。
クラブ名 | タイトリスト TSi1 フェアウェイメタル |
---|---|
長さ | ●TSP013 45(S、SR、R) 15/43インチ 18/42インチ 20/41.5インチ 23/41インチ ※23はカスタムモデル |
重量/バランス | ●TSP013 45 15 S:282g/D0 18 S:286g/D0 20 S:290g/D0 23※ S:294g/D0 ※はカスタムモデル |
ロフト角 | 15:15度 18:18度 20:20度 23:23度※ ※はカスタムモデル |
ライ角 | 15:56.5度 18:57.5度 20:58度 23:58.5度※ ※はカスタムモデル |
ヘッド素材 | フェース:465カーペンタースチール ボディ:17-4ステンレス |
ヘッド体積 | ー |
シャフト | TSP013 45(S、SR、R) ※はカスタムモデル |
価格 | ●TSP013 45 1本(15、18、20、23):49,500円(税込) 価格詳細 > タイトリスト TSi1 フェアウェイメタル公式サイト |
タイトリスト TSi2 フェアウェイメタル
タイトリスト TSi2 フェアウェイメタル
ソール部分には、TSiフェアウェイメタル専用のアクティブ リコイル チャンネル™4.0を搭載。インパクト時のフェースのたわみを最適化し、大きな反発性能を生み出します。フェース下部でヒットしたときでも、インパクト時のボールのつぶれを最適化。高い打ち出し角で低スピン、最高レベルのボール初速を生み出します。
最適化されたクラウンとフェースの肉厚コントロールによって、さらに低い重心設定を実現。また慣性モーメントを拡大し、ミスヒットを補う優れた許容性を発揮します。
フェアウェイからのショットが抜群に打ちやすく、安心感のあるヘッド形状で、まっすぐに伸びていく美しい弾道をもたらします。
クラブ名 | タイトリスト TSi2 フェアウェイメタル |
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長さ | 13.5/43インチ 15/43インチ 16.5/42.25インチ 18/42インチ 21/41.5インチ ※一部カスタムモデル |
重量/バランス | ●TSP 110 50 13.5※ S:約312g/D1 15 S:約312g/D1 16.5※ S:約316g/D1 18 S:約320g/D1 21 S:約324g/D1 ●TSP 322 55 13.5※ S:約322g/D1.5 15 S:約322g/D1.5 16.5※ S:約326g/D1.5 18 S:約330g/D1.5 21※ S:約334g/D1.5 ●Tour AD DI 5 13.5※ S:約321g/D2 15 S:約321g/D2 16.5※ S:約325g/D2 18 S:約328g/D2 ●Tour AD DI 6 13.5※ S:約329g/D3 15 S:約329g/D3 16.5※ S:約333g/D3 18 S:約336g/D3 ※はカスタムモデル |
ロフト角 | 13.5/13.5度 15/15度 16.5/16.5度 18/18度 21/21度 ※一部カスタムモデル |
ライ角 | 13.5/56.5度 15/56.5度 16.5/57度 18/57.5度 21/58度 ※一部カスタムモデル |
ヘッド素材 | フェース:465カーペンタースチール ボディ:17-4ステンレス |
ヘッド体積 | ー |
シャフト | TSP 110 50(SR、S、TourS) TSP 322 55(SR※、S、TourS) Tour AD DI 5(S) Tour AD DI 6(S) ※はカスタムモデル |
価格 | ●TSP110 50/TSP322 55 1本(13.5、15、16.5、18、21):49,500円(税込) ●Tour AD DI5/ Tour AD DI6 1本(13.5、15、16.5、18、21):60,500円(税込) 価格詳細 > タイトリスト TSi2 フェアウェイメタル公式サイト |
タイトリスト TSi3 フェアウェイメタル
タイトリスト TSi3 フェアウェイメタル
伝統的な洋ナシ形状でシャープに見えるヘッドは、高い操作性と大きな飛距離性能を実現。3つの重心位置を選べるSureFit® CGトラックを搭載し、重心位置と打点を近づけることで、求める弾道を打ち分けることが出来ます。
フェースのすぐ後ろのソールに設けられた溝デザイン、アクティブ リコイル チャンネル™(ARC)4.0がインパクト時のフェースのたわみを最適化。高い反発性能を生み出し、驚異的なボールスピードで飛距離をアップ。適正なスピン量で強い弾道をもたらします。
トラックシステムはソールデザインに影響しない位置に設定され、スムーズな抜けを可能にしています。
より緻密に球をコントロールしたい人向けのアイテムです。
クラブ名 | タイトリスト TSi3 フェアウェイメタル |
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長さ | 13.5/43インチ 15/43インチ 16.5/42.25インチ 18/42インチ ※一部カスタムモデル |
重量/バランス | 13.5※ S:約312g/D1 15 S:約312g/D1 16.5※ S:約316g/D1 18 S:約320g/D1 ●TSP 322 55 13.5※ S:約322g/D1.5 15 S:約322g/D1.5 16.5※ S:約326g/D1.5 18 S:約330g/D1.5 ●Tour AD DI 5 13.5※ S:約321g/D2 15 S:約321g/D2 16.5※ S:約325g/D2 18 S:約328g/D2 ●Tour AD DI 6 13.5※ S:約329g/D3 15 S:約329g/D3 16.5※ S:約333g/D3 18 S:約336g/D3 ※はカスタムモデル |
ロフト角 | 13.5/13.5度 15/15度 16.5/16.5度 18/18度 ※一部カスタムモデル |
ライ角 | 13.5/56.5度 15/56.5度 16.5/57度 18/57.5度 ※一部カスタムモデル |
ヘッド素材 | フェース:465カーペンタースチール ボディ:17-4ステンレス |
ヘッド体積 | ー |
シャフト | TSP 110 50(SR、S、TourS) TSP 322 55(SR※、S、TourS) Tour AD DI 5(S) Tour AD DI 6(S) ※はカスタムモデル |
価格 | ●TSP 110 50/TSP 322 55 1本(13.5、15、16.5、18):49,500円(税込) ●Tour AD DI 5/Tour AD DI 6 1本(13.5、15、16.5、18):60,500円(税込) 価格詳細 > タイトリスト TSi3 フェアウェイメタル公式サイト |
タイトリスト フェアウェイウッドおすすめモデル価格比較表
ここまで紹介してきたタイトリスト フェアウェイウッド3機種の価格比較表を紹介します。
フェアウェイウッド | 価格 |
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タイトリスト TSi1 フェアウェイメタル | ●TSP013 45 1本(15、18、20、23):49,500円(税込) |
タイトリスト TSi2 フェアウェイメタル | ●TSP110 50/TSP322 55 1本(13.5、15、16.5、18、21):49,500円(税込) ●Tour AD DI5/Tour AD DI6 1本(13.5、15、16.5、18、21):60,500円(税込) |
タイトリスト TSi3 フェアウェイメタル | ●TSP 110 50/TSP 322 55 1本(13.5、15、16.5、18):49,500円(税込) ●Tour AD DI 5/Tour AD DI 6 1本(13.5、15、16.5、18):60,500円(税込) |
高い操作性で上級者を満足させるタイトリスト フェアウェイウッド
タイトリストのフェアウェイウッド2モデルは共通する性能も多いので、選ぶときに迷うかもしれません。自身の感性に合ったモデルを選ぶのがベストなので、出来る限り試打をしてから選ぶようにしましょう。
行くコースや天候に合わせて重心位置を調整したい、よりシビアな操作性が欲しいと考えているのであれば「TSi3」。操作性も欲しいけど、多少のミスはカバーしてくれる寛容性の高さを求めるのであれば「TSi2」のほうが合っていると思います。そして、フェアウェイウッドにやさしさを求めるなら、高弾道が打ちやすく、軽量モデルで速いヘッドスピードを必要としない「TSi1」がオススメです。
今後は幅広いユーザーが使えるモデルがラインアップに加わる予定とのことですので、レベル的に扱いきれないと感じるのであれば、それらの発売を待ってみるのも良いかもしれません。
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