【2022年】ブリヂストン ユーティリティおすすめ2選｜価格・スペック徹底比較

世界的に有名なタイヤメーカー、ブリヂストン。ゴルフに関しては、1970年代のゴルフボール生産に始まり、その後はクラブ、ボールを問わず、数々のヒット作を生み出してきました。尾崎将司選手、宮里藍選手といった時代ごとのスーパースターたちと契約を結び、現在も多くのツアー選手たちの活躍を支えています。そんなブリヂストンのユーティリティを紹介します。

ブリヂストン ユーティリティ の特徴とおすすめポイント

ブリヂストンゴルフは、本体のタイヤメーカーとしての利点を生かしたモノづくりを行っており、ゴルフにおいても、様々な接点をタイヤ技術で培った独自の解析や、シミュレーション技術などを活用して分析しています。このように「接点を科学」することで、ユニークな商品開発やサービス提供につなげているのです。

これまで、ブリヂストンには3つのブランドがありましたが、現在は「Bシリーズ」に統合されています。「ツアーブリヂストン」を意味する「TOUR B（ツアー ビー）」は2016年に誕生。前向きに向上心を持ち、新たな挑戦をし続けるゴルファーをターゲットに商品を開発しています。「TOUR B」には、「X（エックス）」と「JGR（ジェージーアール）」という2つのブランドに分かれています。この「X」と「JGR」は、現在「Bシリーズ」に統合されています。

また、パワーが落ちても、ブリヂストンブランドを使いたいと考える人向けには、軽量設計の「PHYZ（ファイズ）」がラインナップされていました。
2022年春時点では、Bシリーズのユーティリティ「B1 HY／B2 HY」2モデルのみが展開されています。

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ブリヂストン ユーティリティの選び方｜求める性能を搭載しているかを見極めて選ぶ

ブリヂストンのユーティリティは、アスリートゴルファーからアベレージゴルファーがターゲットのBシリーズ「B1 HY」「B2 HY」がラインナップされています。「B1 HY」は直進性に優れたプロ・アスリートモデル、「B2 HY」はつかまりやすく高弾道が打ちやすいアベレージ向けのモデルです。

すでにカタログ落ちしていますが、よりやさしいモデルを求めるのなら、アベレージをメインターゲットに据えた「TOUR B JGR HYユーティリティ」（2019）、シニアが扱いやすい「PHYZ ユーティリティ」（2019）を中古ショップで探すことができます。特に「TOUR B JGR HYユーティリティ」（2019）は、飛距離性能も打ちやすさも高く評価されたモデルであり、やさしいユーティリティを求めているゴルファーに最適です。

ブリヂストンゴルフでは、ターゲットに合わせた製品開発を行っているので、自身にとって必要な性能を十分に発揮できるか否かで選ぶと良いでしょう。

ロフトラインナップの違いで選ぶ

ここでは、2022年春時点でカタログ掲載中のモデルに限定して解説します。まず「B1 HY」は、プロ・アスリートを対象に設計されたモデルとなっているので、ロフト角のラインナップは18度と21度の2つだけとなります。ヘッドスピードが42m/s以上あり、200ヤード以上の距離を方向性重視で狙いたいというゴルファー向けのロフトラインナップとなっています。

「B2 HY」は、アベレージゴルファーからアスリートゴルファーまで幅広くカバーしているモデルなので19度、22度、25度、28度という4つのロフト角を揃えています。男性の平均的なヘッドスピード40m/sであれば、最もニーズが高いのは22度か25度でしょう。180〜200ヤードをアイアン感覚かつ高弾道で打っていきたいゴルファーのセッティングにハマるはずです。

シャフトラインナップの違いで選ぶ

ブリヂストンゴルフのクラブに採用されているシャフトといえば、男子ツアープロでの使用率が高いグラファイトデザイン社製というのが、一般的なイメージでしょう。また、グラファイトデザインのシャフトは、どちらかといえば“しっかり感”があり、安定感とコントロール性に優れたモデルが多くラインナップされています。

そのイメージ通り、「B1 HY」の標準シャフトはグラファイトデザイン製のTOUR AD BS-6hシャフトとなっています。直進性を追求したヘッド性能が特徴の「B1 HY」との相性はぴったりです。また、アスリートモデルらしく特注専用スチールシャフトとして、N.S.PRO MODUS3 TOUR105が用意されています。パワーに自信のあるゴルファーに最適です。

そして、アベレージゴルファーにもやさしい「B2 HY」には、安定感と打ちやすさを重視したDiamana BS50h、AiR Speeder BS for Utilityが標準シャフトとしてラインナップされています。どちらも高弾道ショットが打ちやすく、プレーヤーをサポートしてくれるシャフトです。両方のシャフトを打ち比べて、タイミングの取りやすいモデルを選ぶといいでしょう。スチールシャフトは特注専用となっており、N.S.PRO 850GH neoが用意されています。最新モデルのアイアンの標準シャフトに多く採用されているスチールシャフトなので、アイアンと同じ感覚で打ちたいという人は試してみるのもいいかもしれません。

ボールのつかまりやすさで選ぶ

2022年最新モデルの「B1 HY」と「B2 HY」は、どちらもNEW SP-CRO（ニュー サスペンスコア）が採用されており、広い高初速エリアと優れた反発性能を備えています。そのため、飛距離性能はどちらも“優れている”と考えて大丈夫です。

2つのモデルにおける大きな違いは「ボールのつかまりやすさ」です。プロ・アスリートをイメージして開発された「B1 HY」は、左へのヒッカケを気にせずに強く振っていける重心設計とフェース角なので、ボールのつかまり具合は控えめです。また、直進性を重視した設計となっているため、スピン量も抑えめと考えておくべきです。

もう一方の「B2 HY」はアベレージゴルファーにもやさしく打てるヘッドとして開発されているので、ボールはつかまりやすいです。ヘッドをスクエアにキープする左右方向の慣性モーメントを確保しながら、重心アングルを最大化させる「ドローバイアスデザイン」設計が採用されているので、スライスを気にせず打つことができます。また、ヒールに重量を集中加重しているため、ミスヒットに対しても優れた許容性を発揮します。

ブリヂストン ユーティリティおすすめモデル【初心者から上級者向けまで】

2022年春時点でブリヂストンのおすすめユーティリティは2機種をラインナップしています（※女性用モデル・型落ちモデル除く）。それぞれの特徴について紹介します。

ブリヂストン B1 HY ユーティリティ

ブリヂストン B1 HY ユーティリティ

『B1 HY』は、直進性を追求し、適度なスピンでグリーンを外さない、ピンまでのイメージを再現する飛びを追求したモデルです。

ソールのセンター部分を硬くしたボディ剛性で、直進性を追求。前後加重でタテ慣性モーメントをさらに大きくして、縦方向のブレを軽減し、しっかりピンを狙えます。

進化した「SP-COR（サスペンションコア）」は、高初速エリアを大幅に拡大するとともに、反発性能を向上し、さらなる飛びにつなげています。

クラウン内部には「パワースリット」を配置して高初速、高打出しを確保。「パワーミーリング」が、オフセンターヒット時でも最適なスピン性能をかなえます。

ブリヂストン B2 HY ユーティリティ

ブリヂストン B2 HY ユーティリティ

『B2 HY』は、トゥ側を硬くするパワーリブを配置。さらに、つかまりと許容性を向上させるヒール集中加重を施し、重心アングルとヨコ慣性モーメントの最大化を図ったモデルです。オートマチックなつかまりと、ブレないヘッドで、ボールが上がりやすく、ラクにグリーンまで運べるハイブリッドに仕上げています。

進化した「SP-COR（サスペンションコア）」で、トゥ、ヒールの反発性能を追求。高初速エリアを大幅に拡大し、さらに許容性も高めて、飛距離ロスも軽減しています。
内部に配置した「パワースリット」がクラウンのたわみをさらに大きくし、高初速・高打出しを追求。「パワーミーリング」が、最適なスピン性能を発揮します。

ブリヂストン ユーティリティおすすめモデル価格比較表

ここまで紹介してきたブリヂストン ユーティリティ の価格比較表を紹介します。

ブリヂストンのユーティリティはヘッドスピードや打ちたい弾道に合わせて選ぶ

リヂストンのユーティリティは、アスリートゴルファー向けの「B1 HY」、アベレージゴルファーからアスリートまで幅広くカバーする「B2 HY」をラインナップしています。

自身のヘッドスピードに合わせたモデルやシャフトチョイス、さらに求める弾道も加味しながら、プレースタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
しっかりピンを狙っていけるユーティリティをチョイスして、スコアアップを目指しましょう。

ブリヂストン ユーティリティ人気の型落ちモデル【中古おすすめ】

中古ショップで見つけたら即買い決定！？以下では、ブリヂストン ユーティリティの人気型落ちモデルを紹介します。

ブリヂストン TOUR B X-H ユーティリティ

ブリヂストン TOUR B X-H ユーティリティ

CT値コントロールに最も効果的な一点を支え、高初速エリアを拡大した「SP-COR（サスペンションコア）」を、ユーティリティで初搭載。クラウン後方には12ｇのウエイトを配置し、高慣性モーメントを図るとともに、やや高めで深い重心位置設計を実現させ、スピンコントロール性能を高めています。
３本に１本を粗くしたパワーミーリング搭載のフェースはボールの滑りを抑制して、低スピン化を促進。強い弾道を生み出します。

フェース側のクラウン内部には、トゥヒール方向に2本のスリットを内蔵し、ヘッドの剛性をコントロール、高い初速をもたらし、飛距離アップに貢献。しっかり飛ばせて、ピンを狙っていけるユーティリティです。

ブリヂストン TOUR B JGR HY ユーティリティ（2019）

ブリヂストン TOUR B JGR HY ユーティリティ（2019）

ソールの剛性を高めるPower Rib（パワーリブ）を配置し、Wave Power Slit（ウェーブパワースリット）部を設けた薄肉設計クラウンのたわみを促進。進化した「Boost Power Technology（ブースト パワー テクノロジー）」で、高初速、高弾道を追求しています。

フェースには高強度マレージング鋼HT1770Mを採用し、最薄部1.7mmの薄肉フェース設計で高初速化を図りつつ、周辺に向かって薄肉化する部分肉厚設計で、オフセンターヒットにも強くなっています。

つかまりをイメージしやすいオフセット感のあるヘッド形状は、アイアン感覚で構えやすく、幅広いユーザーに安心感を与えます。さらにサイド部の稜線を下げて、低重心化を図り、球を上げやすくなっています。

ブリヂストン PHYZユーティリティ（2019）

ブリヂストン PHYZユーティリティ（2019）

パワーのないシニアや女性にもおススメの軽量モデル。

飛ばしを求めるU5には、高強度材AM355を使用した最薄1.6mmの薄肉フェースで反発性能を高め、オフセンターヒットに強く、高初速で打ち出せるフェース設計を採用。効率の良い飛びをもたらします。

フェース部分には専用のパワーミーリングを採用し、しっかりと球をつかまえて、低スピン化を実現。クラウンには深さ0.2mmのパワースリットを設け、オフセンターヒット時の初速の低下を軽減させています。ミスショットにも強く、適正なスピン量で、理想的な弾道を描いて飛ばせるユーティリティになっています。