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10球打つだけでヨコ振りのクセを解消! 両腕を高く上げてから打つとタテ振りに!

飛距離365ヤード!高島早百合が教えるプラス10ヤードの直前練習【Vol.5】

2021/08/09 ゴルフサプリ編集部

練習不足の月イチゴルファーほど直前の練習で飛距離アップできるポテンシャルが高い!この連載ではドラコン女王の高島早百合が飛距離アップにつながる直前練習を紹介します!

GOLF TODAY本誌 No.590 /76〜77ページより

上から下に動かす方がヘッドは速く動く!

飛ばすために絶対に必要な感覚はクラブを上から下にタテ振りで打つ感覚です。アマチュアでも飛距離が出る人ほど、上から下にヘッドを下ろす意識がありますが、飛ばない人はヨコ振りになっている人が多いです。ゴルフスイングの場合、ヘッドは横に動かすよりも上から下ろすほうがスピードも出しやすく、力が伝わりやすいです。

タテ振りの感覚はラウンド直前の練習でも習得できます。その練習法としてオススメなのがアドレスした姿勢から最初に両腕を肩の高さまで上げて、そこから体を回して打つドリルです。

最初に腕をタテ方向に上げることで、ダウンスイングでは腕をタテ方向に下ろす感覚をつかみやすい。ポイントは肩を支点に腕を上げること。よくヒジを曲げながら腕を上げる人がいますが、それは手打ちになるだけです。ヨコ振りになってしまう人は、トップからダウンスイングに入るときに右サイドが窮屈になっているのでタテ振りができない。でも、この練習法で最初に腕を上げれば右サイドにスペースがあるので、自然とタテ振りに修正できます。

肩を支点に腕をあげる→そのまま体を回す→ボールを打つ。

インパクト直前はヘッドが低い位置を通る

タテ振りになるとインパクトゾーンのヘッドが低い位置を通るので、スイング軌道や打点も安定する。

左ワキは空いてもOK!胸を目標と反対に向ける

腕を上げて体を回すときには左ワキは空いていてもOK! 胸が目標と反対方向を向くまで、しっかり体を回す。

ヒジはアドレスの角度をキープ

ヒジを曲げてヘッドを上げようとすると手打ちになってしまうので、ヒジはアドレスの角度をキープする。

高島早百合
たかしま・さゆり/1992年9月3日生まれ。名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、18年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録(当時)を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ! 高島早百合チャンネル」も好評。


【高島早百合が教えるプラス10ヤードの直前練習】

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