1. TOP メニュー
  2. ゴルフギアにお悩み
  3. クラブ選び
  4. 上手くなってからフィッティングをしたほうが良いという勘違い

上手くなってからフィッティングをしたほうが良いという勘違い

ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第12回

2021/08/27 ゴルフサプリ 編集部

フィッティングに関しての反応で多いものがある。それは「もっと上手くなってから」とか「もっとスイングが固まってから」、さらには「クラブの違いなんかまだわからないから」など。一定のレベルに達しないとフィッティングは意味がないのか?ゴルフライターT島氏が切り込みます。

初心者も好きなシャフト、振りやすいシャフトにした方が、上達は早まる

大蔵ゴルフスタジオの代表でフィッターの市川氏

クラブに悩んでいるという友人にフィッティングを勧めた時、意外と多い反応が気になっています。それは「もっと上手くなってから」とか「もっとスイングが固まってから」だったり「クラブの違いなんかまだわからないから」という反応です。いやいや、そんな心配要らないよ!クラブに悩んでいるなら行けばいいじゃん!!と言うのですが、このことについて、大蔵ゴルフスタジオの市川フィッターに聞いてみました。

「そうですね、電話でのお問い合わせでもよくあります。“もっと上手くなってから”という気持ちはよくわかります。“フィッティングの時にちゃんと当たらなかったら意味ないような気がする”とか、不安になっちゃうみたいです。逆に聞いちゃいますけどT島さんって、クラブを自分でいっぱい買って、シャフトもいろいろ入れ替えて、スイングも色々と変えちゃうじゃないですか? それで、クラブの好みって変わりました?」(市川)

「私ですか? 実はスイングもいろいろ挑戦しているのですが、スイングが良くなると打てるシャフトやクラブって増えてきます。でも好きなシャフト、好きなクラブってあんまり変わらないです。いやほとんど変わらないかな」(T島)

いきなり質問されたT島ですが、好きなシャフト、振りやすいシャフトって変わらないんです。私の場合は手元がしなるシャフトで、先端もほどよく動くものが好みです。いつから? と言われても、ずっとそうだったんですね。逆に手元がしっかりしているシャフトはあまり得意じゃないけど、この仕事を始めてそこそこは打てるようになりました。私の個人的な考えですが、スイング軌道が変わっても、タイミング自体はあまり変わらないからじゃないかと勝手に解釈しています。

ショットのデータをチェック

空振りで悩まなくなったら、フィッティングでのクラブの違いがわかる

「実はフィッティングした人の感想で一番多いのは“もっと早く来ればよかった”です。もっと上手くとか、スイングが不安定だからと言ってる場合じゃなかったともいわれます。すごく振りやすくなるから、スイングも良い方向に向かう人が圧倒的に多いです。だからボールに当たるようになったら、なるべく早く来て欲しいです」

そうですよね、早く自分のタイミングが取りやすいシャフトやクラブにすることで、ショットが安定する。という解釈で合ってますか?

「私達フィッターはまずそこを重要視します。もちろんスイング軌道やインパクト時のフェース向きなども大切です。出来る限りスクエアインパクトしやすいもの。とはいえ極端な補正は危険です。お客様と話をして方向性を決めます。今日クラブを握るという方のフィッティングってとても難しいですが、シャフトの重さ、硬さ、そしてスイングの傾向を診て、できるだけニュートラルで、最短最速で上達できそうなものを選びます」

なるほど、クラブがスイングを作ると言われていますし、T島もそう思っていますから、最初ってホントに肝心ですよね。まあぶっちゃけボールに当たらないとか、まともに飛ばない段階でフィッティングに行くか? といわれたら、ちょっと考えますけど。空振りしなくなったレベルなら充分に対応できるという解釈で良いですか?

「ゴルフを始めた最初のクラブって、ホント今後のゴルフライフに影響をもたらすんです。けど、今からゴルフを始めるという人がフィッティングに来られたことはありません。でもそういうお客様にも対応できるように、ずっと考えています。空振りで悩まなくなったレベルなら、充分フィッティングでクラブの違いがわかると思いますよ」

“クラブの違いなんかわからない”と私もよくいわれますが……

「我々がお客様にお聞きしたいのは、クラブのインプレッションではないんです。“好き”“嫌い”であるとか“振りやすい”“振りにくい”だけ教えてくれれば、納得のフィッティングをする自信があります」

なるほど、なんとなく好きとかなんとなく嫌い、なんとなくでも良いんですか?

「そのなんとなくというのが、とても大切なんです。なんとなくの理由がわかったら、我々フィッターの腕が振るえませんから」

なるほど……それだけなら、初心者から脱出したいゴルファーでもなんとなくいえそうですね。スイングを改造したツアープロも、クラブの好みがガラリと変わったなんて話は聞いたことがありません。フィッティングってなんだかハードルが高い言葉ですよね。市川フィッターは「フィッティングと構えないで、例えばドライバーがスライスするんです。という具体的な悩みを気軽に相談して欲しい」と言っていました。フィッティングは手段にすぎないのです。悩みを相談しにぜひ行ってみてください。

▼T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
https://www.ogs-p.jp/


ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情

第11回(前回)へ 第13回(次回)へ

シリーズ一覧

最新&人気ドライバー用シャフトおすすめランキング10選|選び方も解説!

自分のスイングや弾道に合わせて選ぶことによって、安定性や飛距離アップが期待できるパーツがシャフト。シャフトの今さら聞...

あわせて読みたい

最新&人気アイアンシャフトおすすめランキング10選|選び方も解説!

ドライバーのリシャフトがもはや当たり前になった昨今。正確な方向性と飛距離が要求されるアイアンのシャフトだって、とって...

あわせて読みたい

関連記事