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米ツアーでオーストリア出身選手が同国初V! これまで何カ国の選手が勝ってる!?

「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.121

2022/03/13 ゴルフサプリ編集部

ホンダクラシックでオーストリア出身のセップ・ストラカが同国選手として初めて米ツアー優勝を果たした。米ツアーは世界各国から多くの選手が集まる場所。では、これまでどれくらいの国の選手が優勝しているのだろうか。

米ツアーでオーストリア出身選手が同国初V! これまで何カ国の選手が勝ってる!?

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調査したのはデータがある1970年以降である。ホンダクラシックまでの50年余りの期間で米ツアー優勝を果たしたのはオーストリアが26カ国目だった。

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元々、世界中から選手が集まっていた米ツアーだが1970〜80年代は今ほど多彩な国の選手が活躍していたわけではない。アメリカから見た外国勢はイギリスやオーストラリアなど、ゴルフが盛んな国の選手がほとんどだった。1983年に青木功が日本選手初優勝を飾った時はまだ9カ国目だった。

1990年代に入るとフィジーのビジェイ・シンのように、あまりゴルフとは縁がなかったような国の選手が活躍し始める。90年代にはナミビアやパラグアイからも優勝者が出た。

韓国勢初優勝は2002年のK・J・チョイ。2010年にはインドのアージュン・アトワルが初優勝を飾っている。

2019−20年シーズン開幕戦ではヨアキム・ニーマンがチリの選手として初めて勝ち、その5カ月後にはビクトル・ホブランがノルウェー選手初の米ツアーウイナーとなった。これが25カ国目。そして今回のオーストリアで26カ国となったわけだ。

ちなみに日本はホンダクラシック終了時点で通算14勝(松山英樹8勝、丸山茂樹3勝、青木功、今田竜二、小平智各1勝)。国別優勝数では11位につけている。

米女子ツアーでも優勝国がどんどん増えてきており、今年2月までで28カ国。ほぼ同じだ。ただ、女子はホームであるアメリカ勢の勝率が30%を切るほど外国勢に押されているが、男子はまだ勝率60%以上とアメリカ勢が強さを示している。

米ツアー国別優勝数トップ5(1970年以降。ホンダクラシック終了時)

順位 優勝数
1位 アメリカ 1851勝
2位 オーストラリア 139勝
3位 イギリス 79勝
4位 南アフリカ 71勝
5位 フィジー 34勝


文・宮井善一
1965年生まれ。和歌山県出身。スポーツニッポン新聞社でゴルフ記者を8年間務め、2004年にフリーのゴルフライターとして独立。ゴルフ誌などに執筆のほか日本プロゴルフ殿堂オフィシャルライターとして活動している。元世界ゴルフ殿堂選考委員。



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