ドライバーは、フェースを『閉じたまま上げて下ろす』が一番飛ぶ!
ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON|あなたは今より+20ヤード飛ばせます!【Vol.1】
飛ばしのレッスンならこの人! ドラコン女王・高島早百合が、飛距離を伸ばす秘訣『ぶっ飛びLESSON』をお届けします! 連載第1回は『フェースの開閉』についてのお話です。
GOLF TODAY本誌 No.599/108〜109ページより
フェースを開閉しないことで体の回転を使える
私が飛ばすために最も大切だと思っているのがフェースを開閉する動きをなくすことです。フェースは閉じたまま上げて下ろすのが一番飛びます。感覚としてフェースが地面方向を向いたまま腕を上げるくらいでOK。
○アドレスのグリップからシャフトを少し左に回転して右手が上になるポジションを作る。そこから腕を上げてトップを作る。
この話をすると「それではフェースが閉じすぎでは?」と言われるのですが、腕の動きとしてフェースは閉じていて良い。腕の動きに加えて体を横に回転することでトップではフェースがスクエアになります。
アマチュアの多くはフェース面が地面と垂直になるようにバックスイングすると、体を回してダウンスイングしたときにフェースが開きすぎて目標よりも右を向く。それをスクエアに戻そうとするので、手をこねるスイングになっています。
×手首のコッキングを使ってフェース面が地面が垂直になる角度でクラブを上げようとするとフェースは開いてしまう。
しかし、フェースを閉じていれば、手の動きでダウンスイングすると左にヒッカケてしまうので、先に体をまわしてフェースをスクエアにする。それが正しい体の使い方です。
またバックスイングではヒジを曲げて上げるのではなく、両腕を万歳する感覚で脇が空くようにヒジを上げると大きなバックスイングにつながります。
○腕の動きでフェースを閉じても、体が横に回転しているのでトップではフェースが斜め45度を向くスクエアフェースになる。
×手首の動きでフェースをスクエアにしてしまうと、体を回転させたときにフェースが開きすぎてしまう。
高島早百合
たかしま・さゆり/1992年9月3日生まれ。高校ゴルフ部の名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、17年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ!高島早百合チャンネル」も好評。
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