フェースを開いた瞬間に手打ちになってしまう
私が飛ばすために最も大事だと思っているのが、スイング中にフェースを開かないこと。アマチュアゴルファーはアドレスからテークバックに入った段階で、すぐにフェースが開いてしまう人が非常に多いです。
フェースを開いてしまうと腕がインサイド方向に動いてしまうので、トップではシャフトがクロスしてしまう。そのままダウンスイングに入ると、腕を使ってフェースをスクエアに戻そうとしてしまうので、手打ちになってしまう。それでは飛ばすことはできません。
フェースを開かないスイングをマスターするには、まずはハーフウェイバックを意識してください。アドレスからハーフウェイバックまではフェースを開かずに上半身を回します。長年、インサイド方向にヘッドを上げてきた人には、体から遠い位置にヘッドを上げて、シャフトが左に回る感覚になると思います。
ハーフウェイバックの形としてはフェース面が前傾角度と平行になるシャットフェースが理想。この形からトップを作ることができれば、腕ではなくて、体の回転を生かしたスイングになります。
○ハーフウェイバックではフェースが地面と垂直(時計の12時)にしようとする人が多いが、飛ばすためにはフェースは垂直よりも閉じる。前傾角度と平行になるくらいの角度が理想。
○テークバックの最初の50センチまでフェース面がボールとスクエアになるように動かすとハーフウェイバックでシャットフェースを作りやすい。
×テークバックで手首をヒネってフェースを開こうとする人は、絶対にヘッドがインサイド方向に動いてしまうので、背中の後ろ側にヘッドが上がるスイングになってしまう。
×フェースを開きながらテークバックするとシャフトが右向きに回転してしまうので、フェースが開いてインサイド側にヘッドが上がってしまう。
フェースを開かないためには、フェース面をできるだけボールを向けたままヘッドを上げることが大切。ヘッドを「体の横」に動かすのではなく、「ボールの後ろ」に動かすことがポイント。
高島早百合
たかしま・さゆり/1992年9月3日生まれ。高校ゴルフ部の名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、17年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ!高島早百合チャンネル」も好評。




