【メンタル編】Q「前日の練習はいい当たりが出たのにコースに出るとサッパリです」

A.「ショットの結果を〇△×で分析して、 自分の平均値を知りましょう!」

練習場とコースは違うということも肝に銘じておこう

ラウンド前日の練習はグッドショットが結構打てて自分に期待したけれど、コースに出るとグッドショットが打てない。こうした悩みをよく聞きますが、練習場で打てたショットがコースでも打てると思うのが、そもそもの間違いです。練習場では同じクラブで打つし、マットの向きが方向を教えてくれるし、コースみたいな傾斜地もない。
プレッシャーも何もない環境で打てるわけです。それと練習場においては、大半のゴルファーは調子のいいショットをカウントする傾向があります。

ところがコースでは調子の悪いショットをカウントしてしまいがちです。だとすれば練習場でも打った球を全部カウントしてみてはどうでしょうか。ドライバーを20球打つなら、最初から最後まで〇△×で自己採点するのです。
あまり細かく考えなくていいから〇△×の3つで分析してみると、20球のうち〇が何発打てたかがよく分かります。

前日の練習でショットの結果を〇△×で自己採点しておけば、コースでも 心理的動揺が少ない。自分の平均値を上げるために、 最後までプレーを投げないことも大事だ。

コースではこの〇△×が全部カウントされてスコアに表れるのです。練習場で自分の平均を知れば〇のグッドショットは20球のうちの5発なのだということが把握できるし、△が多いから今日はまあまあかなとも思えてきます。これを前日の練習でカウントしておくと、コースに出たときに〇のショットがあまり出なくても「今日は調子が良くないな〜」なんて思わなくなるでしょう。

プロたちは自分の平均値を知っていて、平均値よりも下のときは調子が悪いと思うけれど、アマチュアの方々は朝イチのティショットをミスしただけで「今日は全然ダメ!」なんて平気で口にします。それも投げ槍な言い方をするわけです。最初の結果が×でも、そのうち〇だって出てくるはずです。調子が良くないならどこで立て直すかを考えつつ、とことん粘ってください。それが自分の平均値を上げることに繋がります。

北野正之
(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


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