【マネジメント編】 確信が持てないなら最短ルート狙いは絶対に避けよう

ドッグレッグホールでは少しでも不安が生じたら安全な遠回りルートを選択

右ドッグレッグの攻略の第1条件は右コーナーに絶対打たないこと。 第2条件は左の林まで行かせないこと。これでスコアロスを防げる。

右ドッグレッグのホールで右のコーナーまで届くかどうかの距離が打てそうなとき、判断に迷うケースがあるでしょう。ショートカットに成功すれば第2打は短いクラブとなるからパーオンの確率が上がりそうだが、ギリギリだからどうしようか?
コースマネジメント的にいえば、「届きそうだけど」
とか「行けそうだけど」という心理のままで打つのが一番いけません。「確実に届くぞ!」、「絶対に行ける!」という気持ちになれないと絶対にダメです。

ドッグレッグホールの攻略は確率重視の作戦のチョイスが大前提。ここは右のコーナーに打つのはNGで、フェアウェイの左サイドを狙って打つのが正解です。
強引に右コーナーの方向を向いて最短ルート狙いでいった結果、キャリーが不足してしまうと右の林や崖に打ち込んだり、フェアウェイの右サイドをキープできても2打目でグリーン方向を狙えなかったりしてスコアロスにつながりやすいのです。その点、左サイドのほうに打てばミスして左ラフまで飛んでも、次のショットでグリーンが狙いやすくなります。

ゴルフは遊びと割り切ってスコア度外視でギャンブルショットを楽しむのもいいと思います。それなら失敗しても「あはは、ダメだったか」と笑ってください。でも90を確実に切りたいなら、この1ホールでこんな賭けはしないこと。自分のティショットの精度と飛距離を考慮してターゲットを決めましょう。左サイドに打つとしても左のコーナーにフェアウェイバンカーがあったり、飛びすぎると左の林を突き抜けたりする可能性があるなら、5番ウッドやユーティリティなどフェアウェイバンカーや林まで届かないクラブを選択してください。
左ドッグレッグのホールならリスクを避けてフェアウェイの右サイドに打ちましょう。マネジメントの面では林の中からの脱出と一緒で、ギャンブル的な思考を持たないことです。

伊能恵子
(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。

東京ドームで大好きなプロ野球観戦。千葉出身なのでロッテファンです けど(笑)。


スコア80台でラウンドするためのゴルフ学

VOL.41 メンタル編へ VOL.42 マネジメント編へ

シリーズ一覧へ