「左サイドでボールを打つようにしたら“ボールが真っすぐ飛ぶように!」
昨シーズンは3勝を挙げた原英莉花だが、今季は未勝利と不調に喘いでいた。本人によると、その原因は腰痛によって、誤差が出たスイングにあったという。
原 英莉花 「私の場合、ショットの調子が良かった頃は左サイドでリズムを取るタイプだったのですが、それが右サイドでリズムを取るようになっていました」
好調時の原はダウンスイングの切り返しで左足に体重を乗せることが、クラブを下ろすタイミングになっていた。ところが、腰を痛めて以来、左足に体重を乗せることができなくなり、右足体重のままクラブを下ろしていたというのだ。
当然、それによって「スイング軌道も変わり、思うような球筋を打てなくなっていた」という。
原 英莉花 「左足に体重をしっかり乗せていた時は、ボールがネジれることがありませんでした。私はボールを左に大きく曲げるタイプではないので、ボールをしっかりつかまえても左にネジれないのが理想です」
ポイント
左足への体重移動がスムースになることで、緩やかなダウンブローでボールをとらえることができ、タテの距離感も合うようになった。
右足に体重が残ったままでは、どうしてもクラブフェースを返す動作が大きくなり、ボールに左回転がかかる。ストレートボールを打つつもりが、フックしていたことで、思うようにピンを狙うこともできなかった。
大会前のオープンウィークを利用して、もう一度アライメントをチェック。体のラインをターゲットラインに対してスクエアに合わせた後に、左足に重心を移動するスイングを徹底した。
原 英莉花 「少しずつ自分がイメージしたボールを打てるようになってきました」
左足に体重移動することで、以前よりも体の正面でボールをとらえるようになった原。インパクトゾーンが長くなり、ボールに対してストレートの回転をかけられるようになった分、曲がりを抑えられるようになった。その後、好調を維持している理由はそこにある。
体の正面でボールをとらえればインパクトゾーンが長くなる!
トップまでクラブを上げたら、ダウンスイングの切り返しを左足に体重を移動することから始める。その後でクラブを下ろすイメージ。
左足に重心を乗せることで、体の正面でインパクトを迎えられる。その分、インパクトゾーンが長くなり、ボールに真っすぐな回転がかかる。
以前よりもフェースを大きく返すことがなくなったので、左に大きく曲がるボールも出なくなった。その分、ピンをデッドに狙っていけるように。


