100を切っていて、長く使いたい人にはオススメ

T島 ピンのアイアン「i230」が発表となりました。

市川 前作からモデルチェンジまで時間がかかりましたね。

T島 前作「i210」が2018年だから4年ですかね?ピンは、前作を圧倒的に上回らない限りモデルチェンジしないというポリシーです。

市川 PXGもそうですね。ちなみに値上げも話題となっています。

T島 アメリカでは昨年10%の値上げをしていて、日本はしなかったんですね。その分値上げ幅が気になると感じる人が多いでしょう。

市川 そういう事情もあるんですね。

T島 「i210」がかなり完成されていたので、これ以上どうするの?という印象があったのですが、この間「i525」というアイアンが発売され、「i230」はアスリート向けという部分が強調されている印象です。

市川 なるほど!「i210」は、女子ツアーだけでなく男子にも人気な、プロ仕様だけどアマチュアにも使いやすいアイアンでしたね。

T島 極端に難しくなったわけじゃないけど、ヘッドサイズも少し小さく、ソール幅も少し狭くなったのかなという印象。

市川 販売時期が長かったこともありますが、やはりフィッティングの際に「i210」ユーザーが多くお越しいただきました。

T島 ピンは純正シャフトとして、幅広いシャフトをラインナップしているけど、もう少し追い込みたい!という人もいたということかな?

市川 そうかもしれません。軟鉄鍛造ではありませんが、ヘッドサイズ、ソール幅、そしてバンス角がしっかり付いているので、スタンダードな名器ですよね。

T島 このカテゴリーのアイアンって、“飛びます”って宣伝文句が無いし、対象ユーザーもそこを求めていない。

市川 確かに“これ飛ぶの?”と聞かれるアイアンと聞かれないアイアンがあります。

T島 「i230」アイアンは、フェースの厚みが増しています。

市川 打感、コントロール性能を狙ったんですね。

T島 軟鉄鍛造ではありませんが、しっかりした打感です。プロが使うのもわかります。大蔵ゴルフスタジオでも、こういうアイアンを求めるお客様は多いんでしょ?

市川 はい。競技に出られている方が多くお越しいただいていますからね。軟鉄鍛造のアイアンを選ばれる方が多いです。

T島 なるほど、店側としては軟鉄鍛造が調整しやすいからね。

市川 そうですね、「i230」、「i210」だと素材的に店での調整は難しいですから!

T島 ピンはライ角がオーダーできるし、ロフト角もある程度できる。その後の調整は難しいけど、市販品としてはありがたいサービス。

市川 人気があるのはわかりますね。長く使えるアイアンかと思います。

T島 飛ぶ!アイアンを求めると、次でたのは「もっと飛ぶの?」と思って買い替えたくなる(笑)

市川 アイアンも飛ばしたい!という気持ちもわかりますが、飛距離が安定しているということも大切です。

T島 そうだね。アイアンはポジショニングです!安定して狙えることが大切。

飛距離だけではない、魅力的なアイアンとは

市川 フェースを厚くしたというのが面白いですね。今ドキのアイアンって、薄くなって反発を高める!という宣伝文句が多いですから。

T島 まあトレンド的には逆行です。ボールが当たる面に厚みがあると打感はよくなりますが…

市川 そうですね。PXGなどは薄くして独自開発の樹脂を入れるという手法をとっています。

T島 まあ打感の良さというけど、どっちも良いけど同じじゃないよね!

市川 そうですね。好みかと思います。

T島 打面が厚いとフェースにボールが乗る感じがしてコントロールしやすく感じます。

市川 PXGは独自開発の樹脂のおかげなのか?コントロールしやすく感じます。

T島 タイトリストのT100アイアンとかも、飛距離性能が高い!なんて言わなくても人気があります。

市川 もちろん飛んだほうが有利なのでしょうが、スコアにこだわる競技志向の方は、コントロールできる。距離感があうクラブが重要でしょうね。

T島 パターの選び方と似ている気がする。飛ぶパターなんか要らないように、飛ぶだけのアイアンは要らない。

市川 T島さんもアイアンに飛距離を求めなくなりましたよね。

T島 そうだね、当たったら飛ぶって困るし、バカっ飛びされても困る。ちょっとミスった時にあまり落ちないアイアンのが魅力的。

市川 そうですね。芯だと極端に飛ぶけど、外すと落ちる!というのは困ります。

T島 ピンの「i210」、「i230」、さっき出てきたタイトリストT100アイアン。あとなんだろうね。ダンロップスリクソンZX7とか、ブリヂストンの221CBとか、飛距離を売りにしていないアイアンでも人気があるものは意外とあります。長く使えると思うんだよね。

市川 そうですね、大蔵ゴルフスタジオだと、ラズルダズルとか三浦さん、プロギアチューン、そしてRomaRoさんなどからも、ベーシックな飛距離を売りにしていないアイアンが長ーく人気です。

大切なのは飛距離のコントロール

T島 「i230」は、ホント良くできていると思います。100を切っていて長く使いたい人にはオススメです。先程上げたアイアンたちもいいけどね。

市川 べた褒めですね!買うんですか?

T島 買わない。アイアン売るほどあるし(汗)あと大切なのは番手ごとの飛距離差が揃っていること。扱いやすいです!これはT島的良いアイアンの条件!

市川 なるほど、大切ですね!上の番手の飛距離差が出にくかったり、下の番手がスッカスカだから、結局本数が増えてしまう飛び系アイアン多いですよね

T島 はい!やっぱりね飛距離のコントロールって大切なんです。番手ごとの差にも注目して欲しい!

市川 更にベストに近づけたい方は、大蔵ゴルフスタジオにフィッティングに起こしいただければ、更にピッタリなクラブへと仕上げます。

T島 ピンの純正シャフトの選択肢が多いと言っても、フィッティングスタジオにはホントに沢山のアイアン用シャフトがあるからね。

市川 そうなんです。皆さんウッドのシャフトはリシャフトされますが、アイアンはホントかわりますよ。

T島 アイアンのシャフトを打ち比べることってあまりチャンスがないと思うので、大蔵ゴルフスタジオでフィッターと一緒にシャフトを吟味してはいかがでしょう?

市川 このアイアンは気に入っているんだけど、もう少し追い込みたい!ベストなシャフトにしたいというゴルファーも数多くお越しいただいています。

T島 ヘッドごと変えましょう!って言われるのが怖いと思うかもしれませんけど…

市川 はい、ホントお待ちしています。




T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

大蔵ゴルフスタジオ

上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
https://www.ogs-p.jp/


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