ラウンドの記録をつけて自分の得意と苦手を把握しましょう!

自分のプレーの傾向がつかめればマネジメントの考え方も変わる

グッドショットでもどこに打ったのか、ミスしたならどんなミスをしたのか。クラブ別のショットの点数を90点、70点、50点などとつけておくのもいい。

ラウンドでは自分のスコアと同伴のゴルファーのスコアを記入しますよね。でもどんなミスが出たかを記録している方は、少ないのではないでしょうか。

私の場合、プライベートでラウンドするときは必ずショットの結果を記録しています。今はゴルフスコア管理のアプリが出回っていますが、私はスコアを記入するスコアカードとは別に3〜4枚スコアカードを用意して、ワンショットごとに結果を細かく記入します。

ティショットを打ってフェアウェイに飛んだ。右サイドなのか左サイドなのか。セカンドは何番で何ヤードを打った。ショットの感覚は◎とか〇、今イチなら△をつけます。

グリーンを外したならどっち側に外してアプローチをどう打ってパーが取れたのか、それとも寄らず入らずでボギーだったのか。手前のバンカーに入れたときはバンカーから何打で上がれたのか。

そんな具合にデータを記録しておくと、ティショットが打ち下ろしのときは右に飛びやすいとか、7番アイアンのショットは左に引っかけてしまうことが意外に多いなどと自分のミスの傾向とはクセがつかめてきます。

ラウンドの記録をつけてみるとわかること

ツアーキャディという職業柄、普段から気がついたことを細かくメモする習慣が身についていることもありますけれど、皆さんも一度ラウンドの記録をつけてみてください。

アプローチでも50ヤードはまあまあなのに、30ヤードが苦手。PWで打ったアプローチは案外ピンに寄ったけれど、SWのアプローチは距離感ミスが多かった。そんなデータが分かれば50ヤードのアプローチは得意なんだなと自信が生まれて、次回のラウンドからは得意な距離をもっと生かせるようになります。

また自分の欠点や苦手を把握できれば課題が見つかって、練習内容も変わってくるはずです。野村克也監督のデータ野球ではないけれど、「データゴルフ」は90切りの近道ですよ。




伊能恵子
(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。

ホトさん(蛍原徹)のゴルフ番組の収録で撮った写真です。楽しいっ!


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