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小柄な川﨑春花から繰り出すダイナミックなスイングのコツは、「左手甲」の使い方にあった

元賞金女王・古閑美保が教える!女子プロからの飛ばしのヒント【Vol.26 川﨑春花】|注目選手の激うまポイントとマネどころを紹介

2022/12/02 ゴルフサプリ編集部

川﨑春花

いま注目を集める女子プロたちにみる〝飛ばし〟のヒントを、元賞金女王・古閑美保が、簡潔明瞭にレクチャーする本シリーズ。第26回は、川﨑春花の飛ばしの秘密とアマが参考にしたいマネどころを紹介。ドライバーショット格上げのご参考にどうぞ!

GOLF TODAY 本誌 No.607 104ページより
撮影トーナメント/日本女子オープン
撮影/相田克己

左手甲が球を見続けてフェースが絶対暴れない!クラブコントロールのうまさが際立つ19歳。

ココが川﨑流飛ばしの秘密【飛距離も方向性もお任せ!左手甲を球に向けて、厚いインパクトを実現。】

川﨑春花

150センチ台と小柄な川﨑さんですが、大きなトップから繰り出すダイナミックなスイングが魅力的で、とても158センチには見えません。

ダイナミックさを象徴する、インパクトでジャンプしながらアッパー軌道で球をとらえて飛ばしている点も特徴ですが、もっとも際立つのは「左手甲」の使い方。

スイング中、左手甲がずっとボールを見ながら動いていて、クラブコントロールがとにかく上手。

「左手甲=フェース面」ですから、厚いインパクトでしっかりボールを押すことが可能になり、高いミート率を実現しています。

ココがアマのマネどころ【左手甲をボールに向け続けるならヘソが目標を向く大胆な体の回転が不可欠!】

川﨑春花スイング写真

彼女のスイングで参考にすべきところは、何といっても左手甲の使い方。「ずっとボールを見ている」と表現しましたが、特にダウンスイング時にこの意識を持つのが有効です。

フェース面が暴れることなく精度がアップし、飛距離も方向性も向上が期待できます。ただし、フェース面の動きを最小限に抑えた形になりますから、そのぶん体を大胆に回転させることが不可欠。

右足の蹴りでしっかり体を押し回し、インパクトでヘソが目標を向くくらいのイメージで振ればしっかり球がつかまって大きく飛ばせるはずです。

川﨑春花 HarukaKawasaki
かわさき はるか/2003年5月1日生まれ。京都府出身。158㎝。A型。21年プロテスト合格。ルーキーイヤーの2022年、9月の「日本女子プロゴルフ選手権」においてツアー初優勝をメジャーで飾る快挙を達成。翌月に早くも2勝目を飾り、一躍ツアーの中心選手に!22年メルセデス・ランク14位(伊藤園レディス終了時点)

古閑美保

古閑美保

こがみほ/1982年7月30日生まれ。167㎝。01年プロ入りし、03年にツアー初優勝。08年には年間4勝を挙げて賞金女王に。11年、左手首の故障もあり29歳の若さで現役を引退。ツアー通算12勝。『FOXスポーツ&エンターテインメント』で『古閑美保のスマートゴルフレッスン』を放送中。GMOインターネットグループのアンバサダーに就任。


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