Q:ラウンドの途中で集中力が途絶えてしまうのを直すには?
A:集中力の無駄遣いをなくすつもりでプレーしてみましょう!
集中するのは打つ準備段階のときだけでいい
余計なことまで集中しすぎては、到底18ホール集中力をキープできない。「さあ、打つぞ!」とアドレスに入るときだけ集中すればOK。要は集中力の配分が肝心なのだ。
集中力をキープできないのを、どのように解決すればいいのですか?というご質問です。こうした悩みを抱えている方は、集中できないから集中したいと願うのでしょう。
ということは集中したほうが、良い結果を出せると思い込んでいるわけです。
ところが案外そうでもなくて、逆にあまり集中しないほうが良いケースもいっぱいあります。私から見れば、すごく集中しすぎてしまう人が結構多くいます。
全部のことに集中しようといつも気持ちが張っていては、5番ホールくらいで集中力が途切れてしまうのも当然でしょう。
集中しすぎては、いい結果につながらない
プロたちは、打つ前の3〜5秒しか集中していません。打つときだけ集中するのもいいけれど、一番集中したいのはアドレスを作る段階です。
「ここからアドレスに入るぞ!」というときが重要で、打つときはそれほど集中しなくてもいいと思います。打つ前に「残りは140ヤードで風向きはこの方向からで、強さはこのくらい」などと力んで考える必要もないのです。
考えるときは気持ちをリラックスさせるとか、イージーモードで風を読むなどして、打つ準備のルーティンワークから気持ちを入れていくようにしましょう。
集中しすぎては過度の緊張にもつながりますし、プレーのパフォーマンスも低下してしまいやすい。
それが原因で結果が出せないなら、「たまには何も考えないアバウトなゴルフをやってみよう」とか、「今日は集中力を使わないゴルフをしてみよう」と実体験してみるのもオススメです。
集中しないといっても打つ前に考えなくてはならないことくらいは考えるでしょうから、要は集中力の無駄遣いを減らすつもりでプレーするのです。そうすればここはそんなに集中しなくてもいいのだな、ということがつかめてきます。
集中力の配分のコツが分かってくると、ラウンド中に神経をすり減らすこともなくなるはずです。
北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。







