Q:プレッシャーのかかる場面で緊張しすぎてミスしてしまいます
A.高望みせず自分のハードルを下げてプレーしましょう!
すごいナイスショットを打とうと意識すると、ミスショットのリスクが高くなる。「180ヤード飛べばいいな」と少しハードルを下げれば心理的にラクになり、好結果につながりやすい。
緊張に押しつぶされてミスしてしまう自分のクセを、どう解決すればいいかというご質問です。
でも考えてみればコースプレーはプレッシャーとの闘いの連続ともいえますよね。朝一番のティショットや左右がOBでフェアウェイが狭いホール、池越えのアイアンショット、バンカー越えのアプローチなど緊張を強いられる場面は多いでしょう。
でも緊張は決して悪いことではありません。リラックスしようとして気持ちが緩んでもダメですから、適度の緊張感はキープしておきたいものです。
ではどうしてプレッシャーが重くのしかかるかというと、自分への期待が大きいため。その反面、失敗をすごく怖れている。朝イチのティショットはその典型でしょう。
「皆が見ている前でグッドショットを打ちたい!」「でもチョロして大恥かきたくない」。そんな心理が交錯してスイングが中途半端になると、ミスショットの結果が見えています。
自分をいかにラクにするかの思考を持とう
メンタルコントロールの条件の一つに「自分をラクにする」ということがあります。朝イチのティショットで自分をいかにラクにさせるかといったら、ドライバーは180ヤード飛べばOKと考える。つまり自分のハードルを少し下げてあげるのです。誰もがビックリするようなショットが打てなくてもフェアウェイに運べたら大成功。致命的な大ミスをしないで、小ミスなら許容範囲と考えましょう。
この思考は左右がOBのホールのティショットの際にも当てはまります。池越えやバンカー越えなら、ピンをオーバーしてもいいと割り切って大きめのクラブを持つなど自分に安心材料を与えてあげることです。池にもバンカーにも入れたくないけど、ピンの近くに乗せたいと思うとプレッシャーが重くなり、カラダが動かなくなってしまう。
ミスといってもかなりの幅がありますが、小さいミスくらいは許そうという気持ちになればプレッシャーが軽くなるはずです。
北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


