プロのような〝地味練〞を積んでこそ本当のマネジメントが身につきます!

今回は普段の練習法についてのお話をしたいと思います。アマチュアの方々とツアープロたちの練習の何が違うかというと、ツアープロたちのほうが基本的な練習に時間をかけています。ハーフショットの練習とかアライメントの確認作業など、同じことを何度も繰り返す地味な練習です。ドライバーの安定練習も大事ですが、こうした「地味練」がそれ以上に重要なのです。

それに対して多くのゴルファーはフルショットの練習が中心になっています。よく考えてください。コースプレーでフルショットができる回数がどのくらいあるでしょうか?ティショットはフルスイングできるとしても、2打目以降はボールがフェアウェイ上でも傾斜地ならフルショットはできません。

力感や振り幅を抑えたハーフショットやスリークォーターショットで対応すべきです。でも普段からアイアンのフルショットの練習しかしていない人は、そこでスイングをコントロールできないのです。

伸び悩んでいたら練習の仕方を見直してみよう

コースでは1球勝負。あそこに打ちたいと思っても正しく構えられなければマネジメントどころの話ではない。スイングの練習も大事だが、アドレスを作る練習がより重要だ。

アライメントも然り。練習場ではマットの向きに合わせて構え、同じ方向に何球も続けて打てます。方向取りの意識が薄れるわけです。

ツアープロたちは足元にアライメントスティックやクラブなどを置き、1球ごとにカラダの向きをチェックしながら打っています。

コースではホールロケーションによってアライメントにズレが出やすいものですが、アドレスの確認作業によってターゲットに対して正しく構える能力が身につきます。

90切りを目指すなら、コースプレーで要求されるショットの練習をもっと多く取り入れてください。

アプローチなら50ヤードを打つ練習も必須。SWはこのくらいの振り幅で50ヤード、AWやPWならこのくらいといった距離感を磨く練習を積んでおきましょう。あそこに打とう、このくらいの距離を打とう、などマネジメントにマッチしたショットが打てるようになります。




伊能恵子
(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。

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