これぞホンモノ!『JAWS FORGED ウェッジ』はツアーウェッジなのに異次元の使いやすさで“器の大きさ”を発揮
二代目になるJAWS FORGED ウェッジは強力に変わったという噂の真相!ロマン派ゴルフ作家が検証する!
操作性アップで自由自在にも、オートマチックにも使える不思議な『JAWS FORGED ウェッジ』!
『JAWS FORGED ウェッジ』を試打してみて、わかったポイントをまとめる。
● 打音:音量、やや控えめ。音質は硬質と鞭感がミックスで気持ち良し。柔らかめの打ち応え。手応えは敏感。
● 弾道:高弾道。高低の打ち分けは自由自在。
● スピン:ツアーウェッジらしく、その場で止まろうとする。
● 飛距離:ロフト通り。飛ばさないテクニックには反応してくれる。
アドレスビュー、持った重量感が良い。ただ、フェースのノーメッキはサビなどが模様のようになって気になる。フェースを触ると、独特のザラつき感があり鮫肌を感じさせる。
いろいろな球種も打てるが、オートマチックに同じ球を打つのも得意。テクニカルに打ちたいゴルファーにも、自信がないゴルファーにもオススメである。ツアーウェッジでありながら、誰でも打てるやさしさもあるのだ。昔のコマーシャルじゃないが、上手い人はより上手く、そうでない人はそれなりに打ててしまうのだ。
個人的感想
『JAWS FORGED ウェッジ』は、本格的なツアーウェッジとしてのプライドを感じさせる。これがホンモノです、と言っているように感じたことが試打ラウンド中に何度もあった。
個人的には、ヘッドがあと少し小さかったら最高だったのに、と思った。『JAWS FORGED ウェッジ』のやさしさの根源はフェースの微妙な大きさにあるので、マイナスどころかプラスなのだが、あくまでも個人的感想だ。
操作性に関しても、リストを多めのに使った打ち方などで異次元の使いやすさを発揮した。シャフトは3種類から選べるので、操作性を求めるなら軽いものをチョイスするのもアリである。逆に、同じボールを打ち続けるオートマチックさを優先するなら、やや重めのシャフトを選んで、余計な動きをしないようにすることもできる。そんなところも面白いと感じた。
試打して、使い手によってその性能や特徴を変化させることができる”器の大きさ”を感じた。不安があるシーンでは簡単な使い方でとりあえず乗せたり、自信があるシーンでは球種を絞ってピンを狙って打ったり、スイッチを入れるようにして使うことができた。
もちろん、本筋はテクニカルに使い熟すことが『JAWS FORGED ウェッジ』の願いだということも感じた。これだけのウェッジが、比較的手頃な値段で購入できるのだ。2023年にゴルフをしていたことに感謝しかない。
『JAWS FORGED ウェッジ』は、多くのゴルファーをその気にさせるウェッジとして、かなり高レベルなのである。
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篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてでビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。
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