このご時世にこのコスパは神!「ゼロ・スパイク バイター ライト」がスコアアップを叶えるシューズとしてモデルチェンジ
大ヒットシューズの新モデル「ゼロ・スパイク バイター ライト」をロマン派ゴルフ作家が検証する!
ブリヂストンスポーツの「ゼロ・スパイク バイター ライト」をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。
撮影/篠原嗣典
見事な進化を遂げた「ゼロ・スパイク バイター ライト」!
ブリヂストンスポーツは、「ゼロ・スパイク バイター ライト」スパイクレスシューズ」を2023年7月27日に発売した。前モデルが大ヒットしたシューズである。
まずは、ソールのグリップ力、日本人の足形に合わせて設計されたフィット感、やわらかい履き心地、手頃な価格が受け入れられたのだと推測されている。前作が大ヒットシューズの場合、モデルチェンジは注目されるので色々と大変だろう。
シューズは消耗品なので、一定の年数や、使用ラウンド数で交換するアイテムである。もちろん、壊れるまで履くという人もいてそれを否定はしないが、本当に高機能のシューズを履き、その効果を利用してゴルフをしている人ほど、機能的な寿命が短いことを知っているものだ。
新しい「ゼロ・スパイク バイター ライト」の注目ポイントは、ソールのグリップ力はそのままに、アウトソールに「ターフバイトポケット」を搭載したこと。この樹脂を絡めて作った空間が、シューズが回転するときにソール全体でグリップしようと働く。結果として、前モデルより約133%グリップ力が上がったという。
さて、ではいよいよラウンドして試してみよう
ミッドソールに、超軽量で反発・屈曲性に優れた「KaRVO(カルヴォ)」を採用したことにも注目だ。しっかりとした剛性があり、スイングやラウンド中の歩行をサポートしてくれる。
やわらかい履き心地を優先するとホールド感がやや緩めだと感じる人も多く、特にプロやトップアマには、それを許容しないことが多い。
「ゼロ・スパイク バイター ツアー」という種類もあるのは棲み分けだったのだと思われるが、新しい「ゼロ・スパイク バイター ライト」は、その部分が強化されたのかもしれない。期待でいっぱいのシューズである。
新しいシューズも大ヒットするのか?テストラウンドをして、確認することにした。
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