フォローで左腕とクラブが一直線だから構えどおり正確にヒットできる!

上体を挟み込むように両ワキをギュッと締め、五角形を崩さず左右対称に振れば左腕は伸びる!

菅沼さんのアプローチは、フォローで「左腕とクラブが一直線」になっている点が最大の特徴です。

左腕をまったく使ってない証拠で、構えたところに確実にヘッドが戻るうえ、低く長いフォローを実現。インパクトがゾーンになり狙いどおりの距離感と方向性を生み出せるわけです。

手先を使わないこの動きはドライバーまですべてのスイングに共通していて、言い換えれば、アプローチは「腰から腰のフルショット」という感じでしょうか。

この左腕使いを〝いいとこ取り〟するなら、上体を両サイドから挟み込むように両ワキをギュッと締めて構え、両肩と両ヒジとグリップの五角形を最後まで保つのがコツ。左右対称を意識してシンプルに振り抜けばOKです!

ドライバーまで基本は同じ動き!「腰から腰までのフルショット」がアプローチ

「まさにアプローチの延長がフルショットというタイプの菅沼さんですが、アプローチだけをとってみても、小さい動きの中でフルショットをしているかのような安定感を感じます。基本的な動きを繰り返すことができるのが菅沼さんの強みであり、このシンプルな動きはアマチュアの方が参考にするにもうってつけです」(古閑)。

菅沼菜々 Nana Suganuma
すがぬま・なな/2000年2月10日生まれ、東京都出身。158㎝。あいおい日生同和損保所属。プロ5年目の今季「NEC軽井沢72ゴルフ」で念願のツアー初優勝を飾り、いま最も勢いのある選手の一人

古閑美保

こが・みほ/1982年7月30日生まれ。167センチ。01年プロ入りし、03年にツアー初優勝。08年には年間4勝を挙げて賞金女王に。11年、左手首の故障もあり29歳の若さで現役を引退。ツアー通算12勝。『FOXスポーツ&エンターテインメント』で『古閑美保のスマートゴルフレッスン』を放送中。GMOインターネットグループのアンバサダーに就任。


元賞金女王古閑美保の女子プロ・スイングいいとこ取り!!

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