ロングパットは狙うよりも寄せる意識で!

みなさんは10メートルを超えるようなロングパットを打つ時に、「寄せる」と「狙う」のどちらを意識していますか?3パットをしたくないので、とりあえず1パット圏内に寄せておこうと考える人もいれば、どんなパットも狙わなければ入らないので、常に入れる気持ちで打っている人もいると思います。

私はロングパットを打つ時には「寄せる」ことを重視しています。寄せるつもりで打ってもカップインすることがあるので、その時は運が良かったと考えるようにしています。なぜ「狙う」のではなく、「寄せる」を重視しているかには理由があります。

カップインする確率が低いことを認識する

左記の表は、PGAツアーの距離別のカップイン確率を示したものです。

PGAのツアープロは、3フィート(0.91メートル)なら99.47%という高確率でカップインさせています。距離が長くなると確率は下がっていって、10フィート(3.05メートル)だと41.33%ですが、25フィート(7.62メートル)を超えると5.47%になってしまいます。

カップインの確率が5%ということは、20球打って1球カップインすることを意味しています。世界のトッププロが集まるPGAツアーの平均でも5%程度しかないのに、アマチュアゴルファーがカップインを狙っても、実際に入る確率はかなり低いと思います。

カップインする確率が低いことを認識し、ファーストパットはカップインを狙うよりは上手く寄せて、2パットでホールアウトすることを重視したほうが、最終的に3パットの可能性を下げることができると考えています。

ロングパットをどうすれば寄せられるのか?

ロングパットを寄せる場合のゴールは、ファーストパットをカップから半径1メートル以内の円に入れることです。OKパットの圏内に寄せようとプレッシャーがかかりますが、半径1メートル以内に寄せればOK、と考えれば気楽にロングパットを打つことができると思います。

では、ロングパットをカップから半径1メートル以内に寄せるためには何が必要でしょうか?

(1)第一に距離感
(2)その次にライン読みが重要

距離感が合っていなければ、そもそもカップから半径1メートル以内に寄せることは難しいです。多少ライン読みや打ち出し方向がズレたとしても、距離感が合っていれば半径1メートル以内に寄せられる可能性はあります。

距離感は個々人の感覚ですので、自分で基準を持つしかありません。

基準は目測で10メートル、15メートルでも歩測して10歩、15歩でも構いませんが、歩測のほうがブレは少なくなると思います。ゴルフ場の練習グリーンで、なるべくフラットのラインで10歩、15歩、20歩の距離を何度も打って、自分の振り幅と強さを覚えるしかありません。

実際のコースのグリーンでは、練習グリーンよりも上りと下りの傾斜がきつくなります。歩測して10歩の距離でも、上りの場合は15歩ぐらいの感覚で打つこともありますし、下りの場合は3歩ぐらいの感覚で打つこともあります。歩測の距離からの調整幅はグリーンの傾斜やスピードによっても変わりますので、実戦経験を積んで覚えるしかありません

距離感にもかかわるライン読みはどうすればいいの?

ライン読みの方法もさまざまなので、最低限やったほうがいいことを順番に記載します。

(1)グリーンに上る前に全体の傾斜を把握する

ライン読みはグリーンに上る前から始まっています。上がる前にグリーン全体を見渡して、傾斜の大まかな特徴をつかみます。受けグリーンであれば、手前からは上り、奥からは下り、右に乗ればフックライン、左に乗ればスライスラインになります。

(2)ボールの後方からラインを確認する

ボールの後方から見ると、グリーンに上る前にはわからなかった細かい傾斜を確認することができます。細かい傾斜を確認したうえで、ラインをイメージします。

(3)低い方からチェックする

ボールとカップの中間地点の、低いほうからチェックします。フックラインであればカップに対して左側、スライスラインなら右側から見ます。低いほうから見ることで、ボールとカップの高低差がよりわかりやすくなります。

(4)カップの後方からラインを再確認する

カップの後方に回り、反対側からもラインを確認します。ラインを読み終えたら、あとは自信を持ってパッティングするだけです。カップから半径1メートル以内が目標ですので、ライン読みに多少不安があっても、距離感を合わせることを重視してパッティングしましょう。

それでは、これからも引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは5.3。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営(https://low-handicapper.com/


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