ドッグレッグでは近道より無理せず遠回りがコースマネジメントの基本!でも、その際注意すべきことは?
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
ドッグレッグホールのティーショットで、ショートカットを狙いますか?私は成功率が8割ぐらいあると感じない限り、ショートカットは狙いません。ショートカットに失敗すれば大たたきにつながりかねませんので、ドッグレッグホールのコースマネジメントは無理せず遠回りが基本です。
ドッグレッグでショートカットを狙う条件は?
みなさんは、ドッグレッグのホールでどのようにコースマネジメントをしていますか?セカンドの距離が短くなるので積極的にショートカットを狙う方もいれば、多少遠回りしても安全にフェアウェイを狙う方もいると思います。
後で書きますが、コースマネジメントの基本は、無理せずに遠回りでもフェアウェイを狙うことです。ただ、私もコースマネジメントの基本を無視してショートカットを狙うことがあります。
ショートカットを狙うときの条件は…
● ホールの状況をよく知っている
● ショートカットの成功率が8割ぐらいありそうだと感じるとき
ショートカットを狙う方向にはほぼ林がありますので、多少弾道が低くても越えそうな木の高さであることや、普通程度のショットでショートカットできるキャリーで越えられることが必要です。私はナイスショットでなければショートカットできないようなら、無理に狙いません。
テレビでトーナメント中継を観ていると、プロゴルファーが木の上をショートカットする映像をよく見かけます。アマチュアゴルファーと違い、プロゴルファーは弾道の高さやキャリーのブレが小さいため、ショートカットできることを確信してティショットを打っています。
ドッグレッグホールは遠回りルートがベスト でも自分の飛距離を計算に入れて狙いどころを絞ってる?
ゴルフコースはドッグレッグや打ち下ろしなど、ホールごとに状況がめまぐるしく変わるが、自分の距離に応じてターゲットを決...
無理せず遠回りがコースマネジメントの基本!
ドッグレッグのホールでは無理せず、遠回りでもフェアウェイを狙うことがコースマネジメントの基本です。なぜなら、ショートカットに成功すれば問題ありませんが、失敗した場合には確実に1打以上のスコアをロスするからです。
右ドックレッグのホールの場合
例えば、左記のイラストのように右ドックレッグのホールがあったとします。
ショートカットをするためには林の上を狙う必要があります。キャリーが足りずに木に当たってしまえば、ボールは林の中に落ちてしまいます。OBにならなければまだいいですが、セカンドショットはグリーンを狙えず、林から脱出するだけになってしまいます。
1回で出せればいいですが、脱出ルートが狭ければ2打以上ロスすることになります。
また、ドッグレッグホールの曲がり角にはバンカーが配置されていることが多いものです。ショートカットを狙っても多少左に逃げてこのバンカーに入ってしまうと、セカンドショットでグリーンを狙うことができなません。
これらは全てコース設計者が意図的に設置した罠です。ショーカットに成功すればバーディーを狙えるかもしれませんが、失敗すればよくてボギー、下手すれば簡単にダボ以上になってしまいます。
一方で、無理せず遠回りしてフェアウェイからセカンドショットを打てれば、バーディーは難しいかもしれませんが、十分パーを狙うことができます。
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