櫻井心那のセッティング

櫻井心那のセッティング

  • ドライバー:スリクソンZX5 MkⅡ LS(ロフト/8.5度シャフト/ディアマナGT60-S)
  • 3W:スリクソンZX MkⅡ(ロフト/15度)
  • 3U、4U:スリクソンZX MkⅡ(ロフト/19度、22度)
  • 5I-PW:スリクソンZX5 MkⅡ
  • GW、AW:クリーブランドRTX6 ZIPCORE(ロフト角/46度、52度)
  • SW:クリーブランドRTX FULL-FACE(ロフト角/58度)
  • パター:オデッセイ ホワイト・ホット ヴァーサダブルワイドDB

  • ※この写真は練習日に撮影したもの。プロは試合によってセッティングを変更します

櫻井心那 Kokona Sakurai
サクライ ココナ
2004年2月13日生まれ。長崎県出身。166センチ。
昨年はステップ・アップ・ツアーで5勝。今年はレギュラーツアーでいきなり4勝をマーク。10代での4勝は宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目の快挙。

櫻井選手のセッティングは、こんなアマチュアにオススメ

女子ツアーではシャフトを50グラム台前半にして、クラブ総重量が300グラム前後の選手が多いですが、櫻井選手は「ディアマナGT」という元調子系の60グラム台。女子プロとしてはかなりハードなスペックで、男子ツアーの選手が使ってもおかしくないドライバーです。

櫻井選手は平均飛距離が3位(257・13ヤード)でヘッドスピードが速い。だから打球が上がり過ぎたり、つかまり過ぎて左に行かないドライバーを選んでいるのでしょう。シャフトはハード系ですが、ヘッドの「ZX5 MKⅡ LS」はミスヒットにも寛容で決して難しいモデルではありません。この組み合わせはヘッドスピード42m/s前後のアマチュアにオススメです。

ドライバーだけではなくセッティング全体がやさしさ重視ではなく、アスリート仕様。フェアウェイウッドは3番ウッドのみでアイアンは5番アイアンから。櫻井選手は打球が高く上がりすぎるのを嫌うタイプなので5番ウッドやロフトが大きいユーティリティは使っていません。

アマチュアでもロフト25度前後のユーティリティで吹け上がってしまうタイプは、櫻井選手のように5番アイアンで狙った方がパーオン率が上がるでしょう。

女子では超ヘビー級!クラブ総重量は311グラム

女子ツアーでは「ZX5 Mk Ⅱ」を使っている選手が多いが、櫻井はロースピンタイプの「ZX5 Mk Ⅱ LS」でロフトは8.5度。

シャフトも60グラムのフレックスSを使っており、ドライバーの総重量は311グラムと女子ツアーではトップクラスの重さ。

QPチェック!

●check1 3Wもロフトを立てていた!
ドライバーを8.5度にしているだけでなく、3番ウッドもロフトを少し立てている。メーカー担当者に話を聞くと「球の高さを抑えたい」との要望があったそうだ。


●check2 ウェッジは58度だけ違うモデルに
ウェッジは58度のSWだけフェース全面に溝(スコアライン)があり、トゥ側が高いモデルにしている。フェースを開いて使いやすい形状。


●check3 パターはオデッセイからトラスにチェンジ!
取材当日の練習ラウンドではオデッセイを使っていたが、試合では「TP トラス ハイドロブラスト JUNO TB1」を使用。

解説:関 雅史

PGAティーチングプロA級の資格をもつクラフトマンとして、都内にある「ゴルフフィールズ」の店長をつとめている。女子ツアーで活躍する岩橋里衣のコーチでもあり、”QPさん”の愛称でおなじみの人気プロ。


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