ロブショットってどんなショット?やってはいけないことは?どんな練習をすればマスターできる?
80台を出したい!それならアプローチとパットに磨きをかけよう!ショートゲームのレベルアップに必要なこと2選/その1
重田栄作プロによる80台を出すために覚えてほしいショートゲームのテクニックを、2回にわたってお届け。その1回目はロブショット。ピンがエッジから近いときなどは、このショットが活躍します。ぜひマスターしよう!
ボールを高く上げて、着弾後その場で止まる。それがロブショットです
「平均スコアが90台の人は、14本すべてのクラブがそれなりに安定しているのでは、と思います。もちろんミスショットもありますが、ダブルパーやそれ以上といった、いわゆる大叩きをすることはまずないはず。そしてこのレベルになると当然、80台でまわりたいと考えるでしょう。
そのためにはやはりアプローチやパッティングなど、ショートゲームのレベルアップに取り組んでほしいと思いますし、それが必要だと私は思います」
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1ラウンドの平均ストロークが90〜95くらいになると、見えてくるのが80台。「今日こそは!」と気合を入れて臨んでいるが、いつ...
こう話すのは狭間世代の人気女子プロ鶴岡果恋のコーチであり、関東ゴルフ連盟チームKGAジュニア技術担当ヘッドコーチも務める重田栄作プロ。
重田プロ 「そんなこと、今さら言われなくても知ってるよ〜という人も多いと思いますが、まずはロブショットがどんなものかを簡単に説明しましょう」
【ロブショットとは】
アプローチショットの一種と考えてもらえばOK。
ピッチ&ランや、ランニングアプローチに比べてボールが高く上がるように打つ。そしてボールを高く上げることで、着弾してからほとんどコロがらず、その場で止まるようなショットのこと。
重田プロ 「イメージ的には、球の高さで止めるといったニュアンスです。ロブショットを打つ主な状況は、グリーンエッジからピンまでの距離が近い、ガードバンカーを越えたすぐ近くにピンが立っている、グリーン形状が砲台グリーンのとき、などでしょう」
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