パッティングの距離感を養うには、スタンス幅と靴の位置を目安にした3段階テークバックがよく効く!
80台を出したい!それならアプローチとパットに磨きをかけよう!ショートゲームのレベルアップに必要なこと2選/その2
重田栄作プロによる、80台を出すために覚えてほしいショートゲームのテクニックを2回にわたってお届け。その2回目はパッティングの距離感について。ショートしたり、オーバーしたりと、距離感が合わなくて悩んでいる人は必見です!
100切りを目指すアベレージゴルファーは、まずは距離感をつかむ練習がおすすめです
多くのアベレージゴルファーは、フルスイングのショット練習はたくさん行いますが、ショートゲームの練習はおろそかにしがちです。打ちっ放しの練習場にはこれらに適した設備がないというのも、その理由でしょう。
しかし、ショートゲームの練習=地味で楽しくない、というのが本音では…と思います(もちろん中には時間制の打ち放題へ出かけて、コツコツとショートゲームの練習を行う人もいるでしょう)。特にパッティングの練習は、地味さに輪をかけて楽しくないと感じる人もいて、練習時間は自宅でわずか数分という人も珍しくありません。
当然これでは上達するはずもなく、ラウンドへ出かけると距離感も方向性も合わず、スリーパットばかり…といったことになってしまうのです。
「距離感が合わず3パット」の悩みを解決するには、ボールを見ずに何を見てストロークすればいい?
パットは打ち方がシンプルゆえに悩み出すときりがなく、深みにハマってしまう。それを解決するヒントを教えてもらった。 G...
「ショットに飛距離と方向性があるように、パッティングにも飛距離=距離感と方向性があります。スコアメイクをするうえで、どちらも大切なことですが、100切りを目指すようなレベルのアベレージゴルファーは、まずは距離感をつかむ練習からはじめることをおすすめします。
その理由は、例えばセカンドショットやアプローチショットが運よくワンピン以内に寄ったとしても、そこからまったく距離感が合わず、スリーパットやフォーパットする人をよく見かけるからです。いくら方向性がよくても、強すぎたり届かなかったりすると、カップインしませんからね」
こう話すのは狭間世代の人気女子プロ・鶴岡果恋のコーチであり、関東ゴルフ連盟チームKGAジュニア技術担当ヘッドコーチもつとめる重田栄作プロです。
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