「落とし場所」をイメージすれば縦の距離感が合いやすくなります!
80台を目指すゴルファーの方でしたらグリーン周りからアプローチを打つときに、ボールの落とし場所をイメージしていらっしゃることと思います。SWで上げるにしてもPWで低くコロがすにしても、このくらいの高さでグリーンのあの辺に落としてピンに近づけようといったショットプランを立てるでしょう。ボールの落とし場所を決めないでピンだけを狙ってもアプローチが上手く打てないことが経験で分かっているからです。
ところがアイアンでグリーンを狙うショットでは、キャリーでグリーンに直接乗せようと頑張るだけで落とし場所を考えない方が大半です。キャリーでグリーンオンすると皆さん、「ナイスショット!」と口にしますが、ボールが止まらないで案外グリーンオーバーの結果となりやすい。ショットの感触は満足できても、スコア面ではナイスショットとは言えません。
グリーンオンがナイスショットと言い切れない
プロトーナメントを観てもボールがピンの近くに着弾すると「オーッ!」と湧きますよね。しかし、ボールがどんどんコロがってグリーン奥からの難しいアプローチが残ってしまった。そんなシーンを幾度も目にしていることと思いますが、プロの立場としては縦の距離感のミスでしかないのです。
ピンまでの距離が150ヤードでもピンの位置で攻め方が変わります。ピンが奥ならグリーン中央までの距離を把握して使うクラブを決めるべきですし、ピンが手前側ならグリーン手前の花道を利用することも考えましょう。
UTが得意な方であれば長めの距離が残った時にUTを駆使するのが得策といえますが、アイアンよりもランが多く出やすいことを計算に入れて落とし場所を絞り、手前から攻める作戦を立てましょう。グリーンを狙うショットを打つときも、アプローチショットと同じ思考を持ってくださいね。
伊能恵子(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。
カシオワールドで久し振りに片岡大育プロのキャディをしました。何故か青木功プロと?




